一度「音楽雑記帳」にも登場したチケットの再登場ご苦労様。 なんつっても一番影響を受けたのは「ロンリーハート」以前のイエスなのだが、それはこのコンサートに行ったためだと思う。 事前情報でドラマーが変わったと聞いて、ちょっぴりがっかりしながら足を運んだ今はなき「神田共立講堂」! そんな不安を払拭するかのようにお馴染みの「火の鳥」のテープから何の合図もカウントもなしにいきなり始まってしまうオープニングには度肝を抜かれてしまった。
思えばステージ上は今の高校文化祭程度の作りだった。(笑) 音的には「イエスソングス」とほぼ同じと思っていい。かなり勢いがあった時期の演奏だ。 サービス精神からか確か「さくらさくら」のさわりを演ったと思う。
視覚的にはクリス・スクワイアーとリック・ウエイクマンの背の高さが異常だった。 それから昔のシンセサイザーを知らない人には想像できないだろうが、リック・ウエイクマンが次に使う音色のセッティングにするために、演奏しながら忙しそうに少しづつミニムーグのつまみを動かしていた。お疲れ様でした。
多感な十代に眼前で「マジック」をくりひろげられ、洗脳されてしまったのだった。
追記(2023.02.03) 「The Yes Album」におけるスティーブ・ハウの功績(1998.11.18記) 正規販売の海賊盤?(1999.06.13記) 神通力より人数力!か?(1999.09.28記) 差し障りのない「さわり」かもしれない(1999.10.21記) 正月気分で衝動買い(2001.01.07記) 喜喜「危機」聴き比べ(2005.01.09記) 35年以上のお付き合い(2005.06.15記) イエスのはこぶ(か)ね(2005.12.23記) リマスター盤買いまくり(2006.12.27記) 老化影響度とジャンル(2015.09.30記) 書名に圧倒される(2017.09.07記) イエス来日公演(2019.02.02記) |
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