9月28日(火) |
神通力より人数力!か? メンバー交代が順列組合わせ状態におちいってしまっていた時期のyesが無謀ともいえる8人編成でツアーをしたことがあった。 ボーカルとベース以外のギター、キーボード、ドラムス全てがツインになっている恐るべき構成だ。 数年前に友人からこのツアーの模様を放映したTV番組を録画したビデオを送ってもらって見たが、2組のギター&ドラムスが対抗心をむき出しにした演奏を展開するという内容もこれまた恐ろしいものだった。 今年の7月にこのツアーのLDが発売されたが、92年の日本公演に行けなかった私は一抹の不安を感じながらもすぐに手に入れた。 以前見たものよりも後の公演での収録と思われるが、険悪な雰囲気がないので一安心した。 演奏も悪くはないのだが、、、 「イエスソングス」の頃のひらめきを期待するのは、彼らの年齢などもあり酷かもしれない。 時々彼らの新しい作品もフォローしてはいるが、組合わせを変えたり人数を増やしたりしても、あの頃のマジックはもう起きないということを思い知らされる悲しい結果に終わってしまう。 |
9月20日(月) |
カラオケでもレッド・ツェッペリン節 ちょうど「レッド・ツェッペリン全曲解説」という本を図書館で借りて読み終えたところでjohn paul jonesの初ソロ・アルバム「Zooma」を聴いた。 全曲インストゥルメンタルという最初からセールス的な成功は期待できない(していない)作りだ。 キーボードも達者な彼だが、残念ながら1曲でオルガン演奏が聴けるのみで、あくまで弦楽器奏者に徹している。 ライナーにもあったが、ロバート・フリップのレーベルから発表していることと関係あるのか何故か最近のキング・クリムゾンと似た雰囲気の曲もある。 レッド・ツェッペリンのサウンドのインストゥルメンタル部分も大好きな人なら満足するであろう曲もいくつか収録されている。 ツェッペリン度という尺度はそれぞれのファンによって異なるだろう。 しかしそんな尺度とは関係なしにジミー・ペイジ+ロバート・プラントが作ったものよりカッコイイ音だと私は思う。 「潔さ」を感じるから。 |
9月7日(水) |
礼儀正しいハード・ギタリスト? ビデオ・レンタルのTSUTAYAでサービス・デーがある時についつい余計なものまで借りてしまう私。 今回は一度もまともに聴いたことがないバンドMr.BIGの元ギタリストであるpaul gilbertのギター教則ビデオ「ギター・フロム・マーズ1(クラシック編)」、「ギター・フロム・マーズ2(ロック編)」の2本がそれだ。 何だかなぁ、という内容に関するオヤジの印象はさておき、彼の人柄の良さには感心してしまった。 私としてはハードなギターを弾く人は演出でもいいから怒っているか無愛想でいて欲しかった。 バーコードヲタメル、じゃなかったハードコアメタルの人だったらもっと機嫌が悪そうなのだろうか。 ロック編の一番最後に、ギターを弾きながら歌ってみせるというデモ演奏が入っているのだが、何とそれがE,L&Pの「Karn Evil #9」なのだ。 オルガンのパートをかなり忠実にギターで演奏していて、そこだけは思わず身を乗り出して見てしまった。 そういやぁ~キース・エマーソンが、何の必要性もないのに突然怒りだして鍵盤にナイフ突き刺したりオルガン倒したりしてたなぁ。 |