2024.10.25更新

音楽雑記帳

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10月25日(金) 扇情香水体

表題は線状降水帯にかけただけであってエロスとは無縁の内容です。(苦笑)
んがぁ、ちょっとかすってひっさびさに今はまったく関心のなくなってしまったPerfume登場。(笑)

彼女たちがブレイクする直前の時期に、私は厭世的に日々を送っていました。
当時聴くことによって慰めてくれていたアーティストが彼女たちとPedro Aznarだったのです。

先日書店で音楽雑誌コーナーにて彼女たちが表紙を飾った雑誌並びに新刊書籍を発見しました。後日ローカルラジオ局の朝番組で私が好きだった頃の楽曲を耳にして珍しいこともあるもんだと感じ入りました。さらにその後、めったにしか聞くことのないキムタクが司会のFMラジオ番組を、たまたま聞いたところゲストが何とPerfume。

すわシンクロニシティーか、と興奮したものの、新作発表に連動した露出増加が一因だと分かりました。
それでもこれは偶然ではないと私は直感しました。(ニューエイジ後遺症)

ロックバンドのジャパン、チープ・トリック、ボン・ジョビなどなどは、日本のいわゆるミーハー(失敬)女性が一番最初に評価したそうです。で、火がついて本場(笑)でブレイク。

ちょっと違いますが、私も本格的に売れる前のPerfumeが好きでした。なのに、なぜだか一般に定着してからはまったく興味をもてなくなってしまいました。

蝶の変態になぞらえると分かりやすいかもしれません。幼虫の時はじっくり観察することができますし、手でつまんだり、危ない場所から安全なところへ移してあげることもできます。
さなぎを経て羽化して蝶になってしまうと飛び立って簡単にはつかまえられませんし、空中で小鳥に食べられそうな時に助けることもできません。

今一つ人気に火がつかない状況で健気に努力苦闘している幼虫期にある彼女たちへの親近感が、心に安らぎをもたらしてくれていたのかもしれません。

以下、蛇足。

現在放送中のNHK衛星放送ドラマ「団地のふたり」を第4回から視聴しています。小林聡美と小泉今日子のW主演で、私より少し下の世代であれば大いに感情移入できるであろうなかなかの良作だと思います。なんてったってアイドル、だったキョンキョンに親近感を覚えました。
今では会社を経営しているそうな。

昨日、衆議院選挙の期日前投票に出向いた際に県下のイベント紹介チラシを持ち帰って目を通しました。
すると、そのキョンキョンがツアーで南の地の果てまで来るとのこと。全席指定で料金は一万二千円也。特にファンではなかった年金生活者には高額だと感じられました。

なんだかスケバン(古っ)
「ゴルァ金出せよジジー」
と言われた気がして親近感が消し飛びました、とさ。

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10月13日(日) たで食う虫もズキズキ

1990年代前後に起きた洋楽ロック界での出来事を、その頃情報僻地の農村で暮らしていた私は知りません。ですから当時頭角を現してきたバンドについては聴いていませんでしたし、名前すら聞いたことがないものもあります。

そんな私でも、成功したことで知名度が上がったと思われるレディオヘッドやコールドプレイというバンド名は知っていました。

ジュールズ倶楽部というイギリスの音楽テレビ番組を見るようになって、両バンドの長い活動期間における様々な時期の演奏に接することができました。

レディオヘッドを初めて見た時は少々驚きました、90年代にも面白いバンドがあったのだと。そしてこのようなバンドが商業的に成功したということはリスナーのセンスが良いのだろうと思いました。

一方コールドプレイに関しては、時々見ている英米のチャートに近年登場していたので何本かのPVを見てはいたものの、魅力を感じていませんでした。

同番組で彼らのスタジオライヴ演奏を見ても、残念ながら面白いとは思えませんでした。私の頭の中では彼らのサウンドがU2のそれと区別がつきにくかったことが理由の一つだと考えられます。
それとボーカルが弱いと感じてしまったことも大きいです。ファンの方には申し訳ありませんが。

もっともU2のサウンドには魅せられているものの、ボノの声や人間性(苦笑)は好きになれない、という方にはおすすめのバンドかもしれませんね。

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