今やすっかり「恋愛教教祖」として定着しているユーミンです。 そんな彼女のコンサートに行ったのは、これが最初で多分最後になるでしょう。 前年に同名アルバムが発売されたのに合わせて行われた半年間のツアー。その最後の月のこのコンサートの座席はA席で2階西スタンドE列18番でした。
熱烈なユーミン・ファンの女性3人と共に「女の中に男が1人」状態で遠慮がちにでかけました。 「VISUALIVE」と銘打っているものの最近の彼女のコンサートのような大仕掛けはなく衣装を何度か着替えたくらいだったと思います。 まあダンスを見せていたのかもしれませんがあまり印象には残っていません。 この日だけだったのかもしれませんがスタジオ録音に比べてバックの演奏が今一つだったことははっきり覚えています。 ファンの人達は彼女の容姿と動き、それに歌詞の内容に集中しているのであまり気にならないのではないかと思いました。 あと記憶にあるのは、彼女がMCで「きょうは、さんまさんが、見に来ているはずなんですが」と呼びかけ、実際に客席の明石家さんま氏と手を振り合っていたことです。
当然彼の周囲のお客さん達はどよめいていました。
あの頃から現代まで、彼女がテレビ番組のいわゆる「企画もの」に協力的なのはその性格からきているのかもしれませんね。
追記(2022.03.05) メセニーが女性シンガーソングライターになったら(1998.12.03記) STILL CRAZY for MUSIC(2016.07.29記) 影響力と節度(2021.01.31記) ユーミンとシンクロ、か(2021.02.05記) |
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