確かこれがジェフ・ベックが初来日した時のコンサートだったと思う。 チケットにジェフベックグループと印刷されているのでチケットを刷った時点でベック、ボガート&アピスのアルバムは発売されていなかったのかもしれない。私自身もコンサート前にアルバムを聴いたかどうか憶えていない。 チケットを見てもらえば分かるように前から3列目(Cだが最前列の2列は招待だった)、しかもほぼ真ん中という最高の座席で見れるという幸運に恵まれた。
当時は家庭用ビデオ・デッキも普及していないしMTVのような番組もほとんどなく、動く ボガート&アピスも凄い演奏をしながら歌ってしまう超人のような人達だった。が、私の視線はベックに釘付け状態だ。彼は容姿に恵まれているとは言い難いが(失礼)、とにかくギターを弾く姿が「カッコいい!」のであった。 この時彼はショルダー・タイプのトーキング・モデュレーターを使っていたが、やはりこのコンサートを見た私の友人のギタリストが直後の自身のコンサートでギターとともにショルダー・バッグ(?)を肩にかけて演奏したという逸話もあった。そうしてしまう気持ちはベック・フリークなら納得できるであろう。かなぁ?
もしこのコンサートに行っていなければベックの弾くフレーズの「カッコよさ」を音だけでしかとらえなかっただろう。 追記(2003.03.29) この来日公演の告知チラシがありました。ご覧になりたい方はここをクリックしてください。
追記(2021.08.19) 私の名前で出ています(2001.07.26記) 半世紀早わかり(2018.05.09記)
追記 突然の訃報(2023.01.12記) |
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