3月31日(日) |
感受性も無常 昨日の続きです。 一夜明けてお手軽安易にインターネットでビョーク関連情報にざっと目を通してみました。 cobaが共演したことは知っていたので、そのあたりのことも確かめてみました。ジュールズ倶楽部には出演していなかったものの、同時期に世界ツアー並びに「ホモジェニック」の製作に参加していたことが分かりました。
あらためて考えてみたところ、私はビョークのレコードやCDを一度も買ったことがないことに気がつきました。 この中に今回見た3曲「Bachelorette」、「Hunter」、「Joga」は収録されています、映像作品として。 初めてこれを見た時の感想を載せた記憶があったので調べたところありました。
その頃は黒糖焼酎35度の一升ビンを三日で飲み干すというすさんだ生活をしていました。感受性もボロボロだったことでしょう。 また、当時CDはオーディオ装置で聴いていたものの、映像作品はテレビの内蔵スピーカーで聴いていました。
というのも同作品の感想を再度載せていて、そこに記されている内容から推察されるからです。
最初に見てから7年後に再度見て、さらに14年後の今また見ている。ということは次はさらに7年足して21年後か。 おっとっと閑話休題。 テレビ番組を見て即魅了された最初の曲「Bachelorette(未婚の女性)」。同楽曲のMVをDVD作品で見てみました。
どうしても視覚情報は聴覚情報より優位になってしまうことがつくづく実感されました。 さらに同楽曲のスタジオ録音版をネット配信でイヤフォンで聴いてみました。
プロモーションビデオと映像作品とは似て非なるものなのかもしれません。
音楽と併せて提供される視覚情報は演奏風景だけにして欲しいという自身のエゴを大切にしようと思います。(よく分かりません、笑)
ちなみにYouTubeをちらっとのぞいたところ、今回私が見た中の「Joga」がありました。大昔の映像なのにアップされたのは3年前とのこと。 ビョークの活動履歴は膨大過ぎて今さら追い切れません。昔のパフォーマンスにもかかわらず再評価されるのは、彼女のカリスマ性が当時は一般大衆にも比較的とっつきやすい段階にとどまっていたからかもしれませんね。 彼女の映像作品の強烈さは、やわな男性だったらどん引きしてしまいそうなものも多いですから。 |
3月30日(土) |
ビョークと勝新 勝新とは革新の誤入力じゃあありませんよ勝新太郎のことです、念のため。
勝新太郎に関しては音楽ネタではないので別項で取り上げるかもしれません。
私はビョークが現在どのような活動をしているのか知りませんし、ファンであると言えるほどに関心をもったことはなかったと自覚していました。 先日録画しておいたジュールズ倶楽部という番組のビョークがゲスト出演している回を見ました。「ホモジェニック」が発表された頃の収録なので、おそらく1997年頃の映像だと思われます。 始めにインタビューがあり、彼女が聴いてきたいくつかの音楽ジャンルの一つとしてヒッピー音楽をあげていました。
続けて一曲目の演奏が始まり彼女が歌い始めたとたんに私は凍りついてしまいました。確かに知っているのに何故か忘れていた楽曲だったからです。
事前に計算ずくの演出を周到に準備しているのかどうかは知る由もないものの、私には自然体にしか見えない身のこなしにも目を奪われました。 私はインターネットで動画を見ることがほとんどないので、スタジオライヴとはいえ彼女の生実演を見るのが初めてだったのかもしれません。 スタジオ録音の楽曲は何回も聴いていたのに、これだけ衝撃を受ける理由が自分でもよく分かりません。 確かビョークのことは以前にもこのコーナーに載せたことがあったと記憶していたので調べてみました。 すると、さもありなん、と自分では思えるその理由が判明しました。 とはいえ少々長くなりそうなので、続きは次回ということで、どうかよろしく。 |
3月10日(日) |
予備知識ゼロ 平日の朝放送されているNHKラジオ番組「ふんわり」を時々聞いています。
先月のことゲストが元ガロの大野真澄氏の時にも聞き、60年代70年代の興味深いエピソードを楽しみました。
間髪をいれずに名前があげられたのは、あいみょん、でした。同氏の世代にも伝わる魅力があるとのこと。
私は名前を聞いたことがある程度で何も知りません。 基本的大前提として私はかつてのバンドブーム以降のJポップには拒絶反応を起こしてしまうのです。 先日衛星CSで放送された「あいみょんMV特集」を録画しておき、本日見ました。
ところがどっこい(死語)、18曲1時間半を一気に見て聴いてしてしまいました。 彼女のことを何も知らない白紙の心で聴いていて引き込まれてしまいました。
その昔近田春夫氏が雑誌記事「考えるヒット」紙面でサザン桑田氏の新曲に対して、初めて聴いたのに懐かしい、誰か桑田君に音楽は進歩していることを教えてあげて、とキツイ指摘をしていました。 彼女の楽曲は良い意味で、初めて聴いたのに懐かしい、と私は感じました。 大野氏があいみょんを名指した後でバンドならKing Gnu(キングヌー)と言っていました。演奏が素晴らしいと。
一応(失敬)チェックしてみようかな、と思案中です。 |