4月27日(金) |
ビッグ・バンドで8ビート 学生時代にいわゆるジャズ研で1年間だけウッド・ベースに挑戦しました。
が、優れた演奏家からなる管楽器主体のビッグ・バンドが8ビートの楽曲を演奏した際の一糸乱れぬ躍動感は未体験でした。 ジャズにうとい私でも名前だけは知っているBUDDY RICHという既に他界してしまったドラマーに捧げられた「BURNING FOR BUDDY」という作品で初めてその魅力に接しました。(もちろん4ビートものもはいってます)
アナログ・マルチでほとんど一発録りされた緊張感のある演奏はかなり楽しめますし、何と言ってもシンセサイザーでは表現しえない管楽器の音色、特にノイズ成分に魅力を感じます。 アルバム3枚分くらい録音したらしいのですが私はvolume I(1994年)とII(1997年)の2枚しかもっていません。どうやらIIIは現時点でも発売されていないようです。 このプロジェクトはラッシュのNEIL PEARTがプロデュースしたもので参加しているゲスト・ドラマーはvolume Iでは KENNY ARONOFF
また重複するドラマーが多いですがvolume IIでは KENNY ARONOFF
volume IIの最後に収録されている「CHANNEL ONE SUITE」は1968年に録音された本人のドラム演奏に肉声のボーカル・アンサンブルを重ねて制作されています。凄まじい出来です。 列記したドラマーの名前にピンときたら是非どうぞ! |
4月16日(月) |
やっと安心、もう見ました! ちょうど2ヶ月前のこのコーナーで書いたザ・バンドの解散コンサートを記録した映画のLDを先日初めて見ました。 正直言って私は彼らのアルバムをまともに聴いたことは一度もなく、実は豪華なゲスト・アーティスト目当てで買ったのです。 そんな私でも、今やロックの定番となった「The Weight」、「I Shall Be Released」は元々知っていたためか特に印象に残りました。 前者はライブではなくスタジオで黒人コーラス・グループ、ステイプルズと共演したものでソウル色が濃い仕上がりです。また後者はコンサートの最後にゲスト全員と一緒に演奏され盛り上がります。 ゲストではホームレスと見まがうニール・ヤングの「Helpless」が懐かしかったですし、ドクター・ジョンの「Such A Night」からは音楽する喜びが伝わってきました。 さらに「Coyote」を歌ったジョニ・ミッチェルの時代を超越した個性にはあらためて感心しました。 しかし全体を通して一番興味深かったのはロビー・ロバートソンを中心としたメンバーに対するインタビューの内容で、これはこの作品で監督をつとめたマーチン・スコセッシがみずから行ったものです。 食えない時代の万引き方法、ツアー先で女性と知り合う楽しみ、創作活動へ集中する環境作り、音楽に命まで捧げる気はない、などなど。 ロックがまだ完全に商業主義に飲み込まれていなかった時代から活動していた彼ら。その危ない怪しい人間的な魅力に触れられるこの作品。今となっては貴重です。 |
4月3日(火) |
まとめ読みは目に悪いのですが ここ数日、突然はまってしまった自作エフェクター掲示板の過去ログを少しずつ読んでいます。 背景色を黒、文字を白色に設定してもかなり目が疲れます。 そもそもこれはサウンド&レコーディング・マガジンの自作エフェクターの記事が発端で開設された掲示板です。 私は2年前までこの雑誌を毎月講読していましたが、最近は年に1回くらいしか買っていません。(^^)ゞ 実は先日家にとってあるバックナンバーでその連載記事を立て続けに読み直したのがきっかけで好奇心に火がつきました。 残念ながら私自身はまだエフェクターを自作していません。製作する前に通読しようと始めた過去ログチェックです。 好みの音は自分で創りたい、という方には一見の価値があると思います。 |