2月17日(土) |
買って安心、まだ見てない! もう半年くらい前になるでしょうか。某ディスカウント・センターで行われた中古CD、LDセールでザ・バンドのLD「ラスト・ワルツ」を買っていたことをすっかり忘れていました。 まだ一度も見ていなかったことと、2,000円を切るリーズナブルな価格に後押しされた衝動買いでした。 そういえばその時珍しくpat methenyの全映像作品が1枚ずつ売りに出ていましたっけ。 彼のファンは一度買った作品はあまり手放さないのでおそらくDVDへのメディアののりかえでしょう。 値段を付ける際にも廉価なDVDを意識していたと思われます。 まだ20代だった若い頃には想像もしませんでしたが、30代後半以降は死ぬまでにあと何回見る(聴く)だろう、と考えてその作品を手元に残すかどうかを判断するようになりました。 まあとにかくまず1回はこのLDを見なくては! |
2月9日(金) |
やっとみつけた1枚 昨年の夏にKNEO氏が来訪した帰りぎわに音楽関係を中心にいくつかのおすすめものを教えてくれました。 そのなかにギタリストtoninho hortaも含まれていました。pat metheny好きなら気に入るだろう、ということで。 すぐにCD屋さんでさがしてみたもののみつけられず、いつのまにか忘れ去っていました。 その後昨年末に何気なく教則ビデオを見ていたら、クリード・テイラーのプロデュースによる「リズムスティック」というLDのなかでフローラ・プリムの伴奏をしていたやけに上手なギタリストromero lubamboがインストラクターをつとめる「ボサ・ノヴァ・ギターの常套句」がリットーミュージックから発売されているではありませんか。まったく便利で贅沢な世の中になったものです。 私はその利便性に屈してビデオを購入してしまいました。 ビデオのなかの「巨匠たちのスタイル」というパートでtoninho hortaが紹介されていました。あっ、あの時の、と思い出すのに少々時間がかかってしまいました。斬新な和声進行の使い手という彼風のデモ演奏もありました。 それを見て、ようしもう一度さがしてみようという気になりました。 結果として今度はすぐにみつかりました。しかし1枚はアントニオ・カルロス・ジョビンの作品集、もう1枚は韓国のパット・メセニー(?)との共演盤。 彼自身の個性に触れてみたいと思っていた私としてはいまひとつ手が出せませんでした。 先日隣県にでかける用事があり、ついでに寄ったCD店でやっと別の作品をみつけ、さっそく買いました。1994年の「FOOT ON THE ROAD」です。 バック演奏をしているメンバーがpat methenyのソロ・ツアーの時のミュージシャンと何人か重複しています。なんと矢野顕子も参加しています。 確かにpat methenyにも似ていますが、もっと素朴で、当たり前ですがブラジルの香りが強いです。この作品からはそれほど和声の独自性は感じられません。むしろ聴きやすいです。 近いうちに上記の2作品も聴いてみようかなぁ、と思うようになりました。でもその前にこの作品をもっとじっくり聴くことにしましょう。 |
2月5日(月) |
ヨーロッパ録音 自分でも理由が分からないのに妙に気に入ってしまった曲がある、という方は多いのではないでしょうか。 私のその1曲とは映画「ザナドゥ」のタイトル曲「xanadu」、Electric Light Orchestraをバックにolivia newton-johnが歌ってヒットしたものです。 ELOに関してはベストものをアナログ盤でもっていた程度で熱心なファンとは言えません。ポップさ、コーラスの録音、それと定石のコード進行に素適なメロディーをのせるところが好きですが。 やはりこの曲の魅力はoliviaのエフェクターのかかりが良さそうな「機械声」でしょう。余談ですがビージーズのモーリス・ギブにも通じるものを感じます。 ラジオなどで聴いて大好きになったにもかかわらず、1曲だけという理由でずっとレコードもCDももっていませんでした。 数年前にCD屋さんで新品の輸入盤が特価300円(大丈夫か?)となっていた時に初めて買いました。 映画の方は見ていないので 後半がjeff lynneのプロデュース、ELOの演奏によるヨーロッパ録音で、タイトル曲は一番最後に収録されています。 一般的にアメリカのポップスがリズムを強調しているのに比べるとヨーロッパのそれはメロディーやハーモニーを重視しているように感じます。 この曲をテレビ・ドラマのテーマ曲に使えばカーペンターズやアバのようにリバイバル・ヒットする、かもしれませんね。 生きているうちに一度は映画のビデオを見ようと思います。 |