2001年3月分

音楽雑記帳

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3月22日(木) まさに今こそ「LISTEN NOW!!」

先日地元のCD屋さんで、リニューアルで若干スペースはせまくなったものの、しっかり生き残ったプログレのコーナーを片っ端からチェックしました。

以前友人に教えてもらったphil manzanera/801の新発売ライブを置いているのは知っていましたが、よくよく見るとなんとあの名盤「Listen Now」がCD化されているではありませんか。

アナログ盤を大切に保管している私でもこれは買わざるをえません。

ただ、国内の発売元がかつてUKの海賊盤を正規化(?)して発売した怪しいベル・アンティークだったのが少々気になりました。

それと追加収録されているボーナス2曲は入れないで欲しかったと個人的には思います。さらにジャケットがオリジナルとは違うのも残念です。

1977年のこの作品を一度も聴いたことのないプログレ・ファンの方はこの際買いましょう!(^^)
損はしないと思います。

参考までに著名な(?)参加メンバーを以下にあげてみます。

Eno:シンセを弾いたり音をいじったり、ヘッドフォンで聴きましょう。

Mel Collins:存在感示す。多重録音による一人ビッグバンドは必聴。

Lol Creme & Kevin Godley:
初期10cc風&天国系バック・コーラスで貢献。ギズモも駆使。

Simon Phillips:コブハム好き丸出しのハイ・スピード7拍子もあり。

Eddie Jobson:珍しくR&Rスタイルのピアノも弾いてます。

Francis Monkman:1曲のみの参加もこのシンセは凄い!

Dave Mattacks:アメリカでは聴けない暗いドラム。

なおphil manzaneraのギターともう一人の中心メンバーbill maccormickのベースが素晴らしいことは言うまでもありません。

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3月2日(金) リマスター再発売およびオリジナル盤未収録曲追加

CDの寿命が半永久的ではなかったことは以前に述べました。

CDが登場した頃に製造されたものの中にはそろそろ再生に支障をきたすものもでてきているはずです。

一般的に名盤とされているアルバムや個人的にとても気に入っている作品は繰り返し聴く機会が多いので、当然聴けなくなればすぐに気が付きます。

初期のCDでは技術的な問題があったためか元のアナログ盤より音が良いのか疑問を感じるものも多々ありました。

そのため何度も聴き続けるような作品のリマスター盤が出たら新たに買い直す意義も当初はありました。

しかしいくらデジタル技術の進歩が早いからといって、はたしてそれが何度もリマスターされる理由のすべてなのでしょうか。

さらにここ数年はオリジナル盤未収録曲を追加するケースが増えているようです。しかもそれらの曲の音楽的水準が高いとは限りません。
それでも好きなアーティストの作品なら聴いてみたくなってしまいます。

もしやCDは意外に短命であるということが発覚しないように、、、

中古CD市場の裏で密かに不良化したものを廃棄処分にしているのか、、、

春先の気候のせいか、被害妄想がふくらんでしまったようです。

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