2月17日(金) |
研鑚の成果 若きギタリスト西村ケントの紹介です。 てっとり早く知りたい方は下記ワードで私があまり好きではないメディアであるYouTube検索してみてください。あえてリンクはしませんので。曲は好みで決めちゃいました。 西村ケント、"Man in The Mirror" 私が彼のことを知ったのは土曜日の朝に放送されているピーター・バラカンのFMラジオ番組にゲスト出演した時でした。 分かりやすくいえば、押尾コータローと同じようにオープンチューニングを使って一人でバンドサウンド的に全部の要素を再現した演奏をするスタイルのギタリストです。 ただしオリジナル楽曲ではなく、ロック爺さんが泣いて喜ぶ 一家言老人なら苦言のひとつも呈したくなるかもしれませんし 一見の価値はありますよ、確実に。 番組内での彼の発言を聞き、真摯な姿勢で探究心をもって音楽に向き合っていると感じました。 5歳の時からギターを始め、本格的に洋楽を中心にしたきっかけはスティーリー・ダンを聴いたことだという点も興味深かったですね。 私は最初にラジオで演奏を聴きました。確かに音だけでも十分に衝撃を受けるものでした。 そのあとで動画を見てショックを受けました。私は演奏の凄さは音だけで分かっていたので、驚いたというのは彼の容姿に対してです。 想像していたのとまったく違う生真面目な好青年的ルックスなんですもの。 それはそうと、若いって素晴らしい、と思わせてくれたうれしい出会いです。 |
2月10日(金) |
パラダイムシフト 音楽配信ではもの足りずCDを買ってしまいました、トラヴィス・スコットの「アストロワールド」。 そもそも楽曲「シッコ・モード」をチャートで知って強く印象に残ったのがなれ初めだった彼。ヒップホップを好んで聴いているわけではない私なのですが、同ジャンルのなかで独自色が強いと感じたのでした。
音圧が高いのは同ジャンルのお約束なのかもしれないものの、初聴きで不意打ちにちょっくらビックリ。 聴き始めてすぐに音の良さに驚かされました。その「良さ」の質が今までとは違うのです。「原音を忠実に再現」的な音の良さとはまったく発想が異なった作りなのです。 演奏や歌唱ではなく、「音」そのものを直接感じる聴き方を想定して調整している、とでもいえましょうか。
エフェクトのかけ方やミキシングの手法も含めて発音体を創造している、という空前の発想だと私には感じられました。
サウンドコラージュに近い展開の楽曲などもあり、ぶっ飛ぶやばい音です。
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