音楽雑記帳

高校生だった頃、友人同士でレコード(アナログ盤)の貸し借りをすることがしばしばありました。

好きな音楽が似ている者同士であっても、レコードの取り扱い方まで同じとは限りませんでした。

その結果、レコードをよりていねいに扱う側の人は、自分のレコードが貸した時より悪い状態になって返され、落胆することも多かったとさ。

という昔話から入ります。(苦笑)

そんなトラブルで友情にひびが入ってはいけない。

ということで、カセットテープにダビングして渡すという方法が一般化したのかもしれません。(仮説っと)

時が経ち、私が農村という最新洋楽情報僻地(長っ)に住んでいた時のこと。(インターネットのない時代)

ありがたいことに、東京にいる数人の音楽友達がカセットテープにおすすめの音源を録音して送ってくれていました。

先日カセットテープの整理処分をしました。

なんせカセットデッキは販売を終了したらしいうえに、所有している3台のカセットデッキのうち、かろうじて動作するのは1台だけ。(泣)

なにより音楽はネット配信で聴くご時世。

片付けていると、前述した友人が送ってくれたカセットテープのケース内に、録音されている楽曲の情報などが手書きで記入された紙がありました。

私の下手くそな字とは異なり、ていねいに書かれています。

なんだか捨てるに忍びなく保存することにしました。(貧乏性か)

1枚目は原寸横10cmのこれ。

スチュアート/ガスキンの「ザ・シングルズ」というCDは今でももっていますが、その二人の名前が確認できます。

この頃からつながってたんですね。

続きまして原寸横7cmのこちら。

細かいのに整っています。

いい時代でしたなぁ。

現代は趣味の共有もオンラインで、となるのでしょうね。

SNS等で同類相哀れむ(失敬)状態にあって多様性を認めるのは難しいのでは、と突っ込みを入れたくなっているようでは時代遅れなんでしょうか。

まさかの連日更新であります。(苦笑)

前日載せたサインと一緒に別のサインも出てきたのでした。

お懐古さんの中のプリンスの回から新たにリンクしました。

ここからどうぞ。

またそれかよ、なオヤジギャグ的表題にて失礼いたします。

改元の耐えられない軽さ、に便乗しまして昭和を懐かしむこととしました。(意味不明)

先日連れ合いが自室の片付けをした際に出てきたものがあったもんで。

彼女が中学生だった頃に、新宿アシベでスパイダース公演を見に行ったそうで、その時にもらったサインです。

まずはリーダーで、現在田辺エージェンシー社長かもしれない(未確認)田辺昭二さんです。

水森亜土ちゃんのイラストがカワユイ。(失敬)

「田辺」という部位は比較的分かりやすいと思いますよ。

原寸は名刺大のネームカードであります。

続きましてボーカルでフロントマンだったご存知マチャアキこと堺正章さん。

言われりゃあ、そうかな、ってな感じ。

なのですが、連れ合いははっきりと覚えているそうなので間違いないと思われます。

「堺」という部位が分かりやすいように回転させました。

次は貴重ですぞよ。(もったいぶり)

ムッシュかまやつ氏であります。

これはズバリですね。

ほんでもって一人だけ別のしおりにサインしているボーカルの井上順さん。

この頃は一時名のっていた順二さんだったと思われます。

用紙だけではなく、サイン自体も他のメンバーとは違って、とても読みやすい普通の字になっています。

しかも裏側にはこんな書き込みも。

なにか人がらが表れていますよね。

もしかして事前に用意していたのか、今となっては定かではありません。

どちらにしろサービス精神旺盛、というかファンを大切にしようとしていたように感じられます。

リーダー田辺氏の命令により、そうさせられていたとしたら、ちょっぴし怖いんですけどね。(苦笑)

最後は連れ合いが多分カツオちゃんのサインだと思うと言っていたものを。

カツオちゃん、ってったってサザエさんとは関係ありませんよ。

大野克夫さんです。(もし漢字が間違っていたら失礼)

「大」という部位が分かるような、分からないような。

スパイダースの誰かであることは間違いないでしょうけど。

楽しんでいただけましたでしょうか。

今回は部位部位いわせていただきました。

いっきなり訛なまって申し訳ございません。

実は別コーナーを更新するつもりだったものの、月ごとにまとめているここを更新しないまま4月終了となっていたことにあわて、予定を変更しました。(汗)

このところ世の中は10連休の連呼状態でしたが、当方関係なし。(苦笑)

がぁ、拙サイトの連休はもっと長いのでした。(泣)

気を取り直してハッスル(死語)することとしましょう。

でも、音楽ネタがない。

仕方なく、ふとCDラックを見ると、そこには、あれだけ処分したのに、まだ約500枚の音楽CDがあるのであった。

さらに、最後にCDをプレーヤーにかけたのがいつだったか思い出せないことに愕然とする私。

ぜんぜん聴いてないやん。

かと言って悩んだ末に残したCDなので、ここからさらに絞り込むのには覚悟が必要である。(大袈裟か)

果たして死ぬ前に聴くのは何枚か。

という厳しい現実が突きつけられる。

こっ、これは。(久々の星一徹節)

アナログ盤もLP100枚にシングル20枚ほど残っちゃってるぅ-ぅ-ぅ-ぅ-。

失敬、取り乱してしまった。

やっぱ死んだ時に棺桶に入れて欲しいもの以外は換金処分するべきだろうか。

VHSビデオソフトやレーザーディスクのように無価値になる前に。(苦笑)