5月26日(土) |
何だが分がんねぇ オンラインでタワーレコードに予約を入れていたjeff beckの公式海賊盤第2弾「OFFICIAL BOOTLEG USA '06」が一昨日手元に届きました。 本日午前中、大音量にて鑑賞いたしました。 ベースレスだった前作「LIVE AT BB KING BLUES CLUB」から比べるとオーソドックスな編成になっており、音質も前作よりは良いです。 で、肝心なベックの演奏の内容はというと甲乙つけ難いのでありますが。 ただし、前作の収録から2年半後の演奏が収められた本作では、どうやって弾いてんだか、もう表題状態になってしまうわけです。 いくつになっても現在進行形で上達しているのですから凄い! ジャズの世界ではよくあることですが、ロック界では稀なのではないでしょうか。 それにしてもエレキギターによる表現の幅が、壊れそうなガラス細工から怒涛のような土石流まで、って例えが陳腐過ぎるか。 既にエレキギターの神様になっちゃってます。 何方様か、ジェフベック神社を建立しなされ。 権利関係の問題からか、ボーカルもの3曲が割愛されたのが残念無念。 |
5月22日(火) |
バブルの頃か 前回触れたお話の続きです。 その昔dennis chambersにもらったサインがこれです。
1992年9月5日って、もうバブルはじけてましたっけ。 以下にその時の会話。(デ)=dennis chambers (私)「昔Pファンクで叩いてたんですって?」 (デ)「あぁ、叩いてたよ!」 ちょっとした間 (デ)「ジョージ・クリントンのコンピュータ・ゲームっていうアルバム持ってる?」 (私)「持ってますけど。」 (デ)「ジャケットに僕の名前が載ってるよ!」 (私)「そうですか、見てみます。」 で、家に帰って調べてみたら本当に小さく名前が載ってました。 そこんとこもスキャンして載せようと思ったところ、、、 該当アナログ盤手放しちゃってました。 パーラメント、ファンカデリック、ブーツィー・コリンズと、数枚アナログ盤持ってたんですが、全部まとめてディスク・ユニオン送りにしてしまったようです。 CDの方はどんじゃらほい ブーツィーが1988年に出した「WHAT'S BOOTSY DOIN'?」が、かろうじて残ってました、とさ。 |
5月19日(土) |
頭は何処だ 前回更新した時に、dennis chambersの作品「Outbreak」に収録されている「In Time」の冒頭部分をチラ聴きしました。 本日午後、真向法、腹筋運動、ヒンズースクワット等をしながら通し聴きしました。 さすがドラマーのソロアルバムだけあってビシバシ 彼独特のタイム感なのか、叩きまくり状態になったのを聴いていると小節の頭が分からなくなってしまうことがあります。 トニー・ウィリアムスほど強烈にもっていかれるわけではありませんけど、、、 まっ、私のリズム感が悪いだけの話なんですが。 おっと、そういえば彼と会って1枚目のソロアルバムにサインをもらいつつちょこっと話したことあったっけ。 このネタ次回に引っ張らしていただきやす。 で、全然関係ない別のお話。 午前中本屋さんに行った時に、ひっさ久に「Sound & Recording Magazine (6月号)」を買ってしまいました、衝動的に。 小林よしのり氏の「遅咲きじじい(第1巻)」と一緒に買ったのはちょっと恥ずかしかったか。 前者の表紙はビョークなんですが、、、 何だか「プチ崖っぷち」みたいな。 今気が付きましたが、今回の表題って最近起こった猟奇事件と関係ありませんから。 |
5月12日(土) |
賞味期限内 一気に4枚手に入れたSLY & THE FAMILY STONEの作品群で最後に聴いた1枚は「FRESH」です。 何たって1曲目「In Time」のイントロでの調子っぱずれっぽいギターリフが未だに耳から離れない状態が続いていたことから購入を決めた作品であります。 もっとも曲名は2002年発売のdennis chambersの作品「Outbreak」に収録されているカバーを聴くまで忘れちゃってたんですけどね。 この曲には逸話がありまして、、、 高校生だった頃に、FMラジオで放送された洋楽ポピュラーの楽曲を無作為に120分カセットテープに連続録音し、繰り返し聴いていたものが1本ありました。 そのテープのA面1曲目がたまたまこの「In Time」だったのですが。 自分では気に入っていたテープだったのでバンド仲間の友人にも貸しました。 で、テープを返してもらう際に、私がそのテープにつけたタイトルがA氏とN氏の失笑を買ってしまいました。 そのタイトルとは、、、 「Many Songs」 当たり前だろぅ!、っと叱られそうな工夫の無さ。 底の浅い人間性が浮き彫りになっていたようで。 おっといけねぇ~中身に関しては表題を参照、ってことでどうか一つ。 |
5月5日(土) |
好中間報告 前回に続いてSLY & THE FAMILY STONEです。 ポイントカードで手に入れた1枚目は「THERE'S A RIOT GOIN' ON」(邦題は確か「暴動」だった)です。 英語の文章を読む機会が皆無になって早10年な私は、聴きながら封入されている英文のライナーを通読してみました。 かなり英語に不自由になってしまっている自分をみぃ~つけたぁ。 概略しか理解できないんですもの。 何でも前作「STAND!」の商業的成功でお金持ちになっちゃってから(お薬をやりながら)音楽的な実験を積み重ねて制作した作品らしいです。 多分時代は録音にマルチトラックレコーダーを使うようになった頃ではないかと思われます。 ラリー・グラハムが弾いたベースパートを消去しちゃってからスライが弾き直したりしてるそうですから。 また、最初期のリズムマシンであるRhythm Kingも使っているそうな。 どうやら固定メンバーによるバンドという形態が崩壊してしまったようでやんす。 お薬とテクノロジーの融合による人間疎外とは、現代の状況の出発点だったのかも。 1回聴いただけでの感想ですが、何か散漫な印象を受けるのはそのせいかもしれません。 ノリとしては気持ち良い楽曲がほとんどなんですけどね。 実験の中間報告としては十分な内容なのではないでしょうか。 |