音楽配信に対して反感を抱いていた私でしたが、便利お手軽さに屈してちょくちょく使っている今日この頃です。 難聴にならないように通常イヤフォンやヘッドフォンは使いません。 スマホからテレビ視聴時に使っているサウンドバーへブルートゥースで飛ばして聴くのが普通です。 今現在利用しているのはアマゾンのプライムとSpotifyの無料版です。 最新曲から昔ロックまで時代に関係なく聴いています。 過去のロック名盤で聴かなかったものを「今更聴き」したり、最新ヒットを放ったアーティストの楽曲を聴いたりと、アナログ盤や音楽CDよりも縦横無尽に活用できるメリットは否定しがたいです。 とは言いながら、音楽配信単体には一銭もお金を払っていないのが現状ですが。 聴きたい楽曲やアーティストがあると、最初にアマゾンプライムで探し、聴くことができない場合にSpotifyのシャッフル再生で済ますという使い方です。 アマゾンプライムは、音楽配信専門の上位サービスに誘導するためか巧妙に制約があるのが憎いところです。 そのためSpotifyの無料シャッフル再生にはお世話になることが多いです。 さて、表題のコピペは言わずもがなです。 一応確認のために記せば、コピー&ペースト、複製してはり付けることです。 必要なものがすでにあるのなら、そのまま再利用してしまおうという、時短手間抜き法、お手軽テクニックです。 多分私の造語であるスキミューとはスキップ&ミュートのことです。 無料シャッフル再生をしているうちに思いつきました。 コピペが連続する操作なのに対してスキミューは操作の順位です。 スキップできるのであればスキップ、できなければ次善の策ミュートとなります。 シャッフル再生の際に面白くない楽曲はスキップし、コマーシャルはスキップできないのでサウンドバーのリモコンで素早くミュート。 スキップはコピペ同様時短のためで、ミュートは不要なものの拒絶です。 スキミューを駆使すればSpotifyの無料版で十分楽しめる、と感じるのは貧乏性の私だけでしょうか。 難点を言えば、スキップする時だけはスマホの画面で確認しないといけないことでしょうか。 スキミューをくり返していて考えついたことがあります。 自分の思い通りに使えるという便利さが用意され、そのような使い方を続けていると、合理性を追求するようになるのではないかということです。 感情という分かりにくいものが付随する煩わしい人間関係を切り捨てて、効率よく自分自身の自由時間を確保する、という思考法に帰着するのではないかと。 コピペの常用には、自分自身で考える機会を奪い新しいものを生み出す発想力を衰えさせる、という弊害があると考えています。 スキミューはどうでしょうか。 現代の若い世代の特徴とされている、自分の意向価値観にのみ従い余計な感情や配慮を排した思うがままの行動、に結びついているのではないか。 としたら、断定が過ぎますか。 新人サラリーマンが、年長の上司から飲み会に誘われても断るのがスキップ。 断れない飲み会では上司の説教話をミュート。 私自身も若かったら選びたい行動様式だったりします、実は。 問題は、時短を追求することによって得られた自由時間を何に使うかということですね。 良いか悪いかは分からないものの、時代はコピペからスキミューか。 いつもの大風呂敷で終わらせていただきます。 |
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