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仕入れ値ゼロ個人情報

No.184(2022.01.09)

我が家ではネット通販アマゾンを利用しているので、注文時の利便性に優れたタブレットfireを夫婦それぞれが所有使用しています。

同機器でメールのやり取りもしています、グーグルのGメールで。

先日のこと連れ合いから、突然fireでメールの送受信ができなくなった、と言われました。

そんなことあるのか、と半信半疑の私。

私が試してみても確かにGメールの送受信をしようとするとエラーになります。

今まで一度も起きたことがなかった現象です。

あれやこれやと何度か試してみて理由が分かりました。

メールに関連した各種個人情報に対するアマゾンからのアクセスを許可するよう求めているのです。

機器fire自体はアマゾン製ですが、メールはグーグルを利用しているのに、です。

メールの内容などの情報をなんでアマゾンに提供しなければならないのか、不可解かつ不愉快な要求です。

その旨を連れ合いに説明したところ、友人と他愛もないやり取りしかしていないのでかまわない、とのこと。

アマゾンからの個人情報へのアクセスを許可したところ、すんなり問題解決。

以下、私の邪推。

アマゾン組とグーグル組間の縄張り争いにおいて何らかの手打ち(苦笑)があったようですね。

実質仕入れ値ゼロの個人情報ですが、GAFA間では有価物として扱われていることは間違いないと考えています。

なお、連れ合いのfireよりも数世代古い私のfireでは同現象は起きていません。

ハードの性能が劣るためにOSのバージョンが古いことが幸いしている模様。

各種会員制サイトへのログインにGAFAやSNSのアカウントが流用できる今日この頃。

ネット環境が整備されていない国を除けば、もはや個人のプライバシーに保護という概念はない、状態になっているのではないでしょうか。


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