2回目の登場となるウェザー・リポートです。
いつだったか山下達郎氏がフュージョン系のベストコンサートにあげていた歴史的名演奏らしいのに。 仕方なくネットで周辺情報をざっと調べてみました。 この時はパーカッションでボビー・トーマス(ロバート・トーマス・ジュニア)が加わっていたようです。 そのことを知ってもネット上動画で復習する気に不思議となりません。で思い出したのは、ラテンっぽさが足りなかったことです、私にとっては。 今思い起こせば、この時期のジャコパスはザヴィヌルの構築したいサウンドにおける一つのピースになってしまっていたように私は感じていました。 ジャコパスが加わった頃は同じようにザヴィヌル主導でありながらも、ザヴィヌルの手のひらの上で暴れるジャコパス、ってところに孫悟空的魅力を感じていたのですが。 当時周囲からザヴィヌル、ショーターという二大巨匠と同等の役割を期待されていて、そのプレッシャーがジャコにとっては相当重荷になっていたと思います。 辛辣な言い方になってしまいますが、偉大な二人と比べれば見劣りしてしまう力量だったと思います、当時のジャコは。ただしまだ若かったので、伸びしろはあったでしょうが。 結果としてその後のジャコは残念な結末を迎えてしまったのですけれども。 なんだか暗い内容になってしまいました。
合掌
1978年来日公演の記事が下のリンク先にあります。 ウェザー・リポート(1999.08.10 & 2020.02.05記) |
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