忘れないうちに、と思う間もなく記憶が忘却の彼方へ旅立ったコンサートです。 1回目の方は確か友人がチケットを手配してくれたのだったと思います。 高校時代のバンド仲間、そして結婚前の連れ合いと一緒に見に行きました。 お目当ては多分初来日だったビル・ブラッフォードでした。 それなのに悲しいことに感動した記憶がありません。 イエスの時でもなければ、「太陽と戦慄」期でもなかったためなのか。 それとも個人的に結婚を控えて精神的余裕がなかったためなのか。 もったいないことをしました。 浅草という、なじみのない場所で緊張していた記憶はあるので、それも影響していたかもしれません。 まあ、ここを見に来る方たちはチケットを見たいだけ、という気もしますので、どうでもいいかも。 2回目の来日公演は映像作品化されたレーザーディスクをもっていました。 それを繰り返し鑑賞したために、当日の記憶よりもそちらの印象が強いです。 各メンバーの演奏能力が高く、かつ安定したアンサンブルで破綻なく進行することが約束されているパフォーマンスです。 ジョン。ウエットン在籍時の緊張感を生で味わいたかった、というのが本音でした。 1981年のチラシをご覧になりたい方はここをクリックしてください。
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