実物のチケットは名刺サイズです。 本当にこれがチケットなのか、と疑う方もいるだろうと思ったので裏側も載せました。 要するに単なる名刺と同じなので偽物を作るのは簡単だと思います。料金が千円だとはいえ、古き良き時代だと感じさせてくれます。 このコンサートのお目当ては何といっても上田正樹とサウス・トゥ・サウス(SOUTH TO SOUTH)でした。 バンブーという歴史的バンドも出演してはいたものの、彼らはライブハウスでも見ることができ、実際に私は見ましたから。 サウス・トゥ・サウスのお楽しみはオーティス・レディングのカバー曲でした。 特に「I Can't Turn You Loose」です。 当時彼らがこの曲を演奏する際にはストップモーションがお約束になっていました。 コンサートでリズムに合わせて身体を動かすのが苦手だったシャイな私でしたが とにかく観客をのせるのが上手でした。 アルバムのタイトルになった「この熱い魂を伝えたいんや」、という情熱を全身に浴びるような生演奏に接して満足したことを覚えています。 RCサクセションがオーティスの世界を昇華してオリジナル化するよりも前の出来事です。 付記 部屋を片付けていたらコンサートのチケットやチラシを新たに発見 |
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