2024年1月分

音楽雑記帳

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1月6日(土) 見ない音楽鑑賞

大地震、航空機事故という天災、人災が続く波乱の年明けとなりました。
あくまで報道によるものに限られるものの悲惨な非日常を見聞きして、あらためて日常を大切にしようと心しました。

元旦にお正月気分を味わっている際に初聴きしたのはSilk Sonicでした。
さすがに新年しょっぱなにTravis Scottはちょっとね、と。(苦笑)

いつ聴いても、何度聴いても素晴らしさに酔いしれます。

昨年姉がラスベガスでブルーノ・マースを見たと聞きました。すごく良かったそうです。それでも、うらやましいという感情はありませんでした。

人ごみが苦手になった私は、コンサートやフェスに行く気がしませんし、ショービズの世界に対して魅力や憧れを感じません。

もちろん最良の音楽鑑賞は生演奏を聴くという、時間と空間の共有を伴ったものだと思っています。再現性のあるパッケージ音楽商品は次善の方法として浸透定着したのだとも思っています。

が、結果として録音技術が確立して以降は、生演奏とは別の、もう一つの音楽表現として広く認識されているのでは、と考えています。

で、私は、生演奏ではないソフトとして何回でも聴くことができる音楽作品を鑑賞する際に視覚情報は不要で、むしろ邪魔になる人間なんだと気づきました。

だからPVで知った音楽であっても最終的には音楽CDで聴きたくなるのだと。音楽配信では、スマホなりパソコンの画面を見るので、音に対する集中力が持続しません。

目を閉じて聴けばいいじゃん、と言われそうですが。

安心できる環境で内省的に音楽、音そのものに集中没入する聴き方が一番好きだということでしょう。

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