8月21日(日) |
ラジカセ復活 今の若い世代、平成生まれの人にとっては、ラジカセが新鮮に映るらしいことを知りました。 古い故障したものを修理して販売する店があるそうです。 若者たちにとって何が魅力なのかが分析されていました。 一つは直接手で触れてコントロールするロータリーやリニアスライダーの調整操作つまみだそうです。 指先で触れるだけではない、しっかりした操作感が楽しいとのこと。 加えてスピーカーから出る音を聴くことがコンサートやフェスを連想させるから、という本当なのだろうか、と疑問に思う理由も。 考えてみれば、普段イヤホンでしか音楽を聴いていない、という若者の方が主流派なのかもしれません。 イヤホンからとスピーカーからとでは、聴いている音楽に含まれる空気感の分量の違いはあるでしょう。 そういえば少し前にラジオからユーミンが訴えているのを聞きましたっけ。 なんとかアンバサダーを務めていた彼女が、スピーカーで聴くと云々、と複数人で一緒に聞くことの特別さを強調していました。 私の世代では当たり前、普通だったことが今現代は特別なことになってしまっているようです。 ウォークマンの登場、電車内でのお化粧、歩きスマホ大行進、と時代は進んできました。 たとえ大都会に住んでいても、時間と空間を共有すれば赤の他人であっても多少の縁有り、などという感覚は失われてしまったのでしょうか。 公共心を道連れにして。 |