2022年4月分

音楽雑記帳

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4月13日(水) デジタル化技術の恩恵

アメリカ合衆国のテレビドラマを見るためにスカパーと契約しています。

先日2週間無料で多チャンネルを見られるという契約者向けサービスがあり利用しました。

ちょうど期間内にザ・フーの昔のライヴを放送したので録画しました。

「The Who at Kilburn 1977」です。

冒頭では30年間倉庫で眠っていた映像と紹介されています。

私がまったく知らない情報です。

的外れなお話になるとお恥ずかしいので、気は進まないもののやむなくネットで少々調べてみることにしました。

どうやらすでにDVDやブルーレイで発売されているようです。

ただamazonで見たところ現在新品は入手困難な模様。

冒頭紹介文の要点を追記しておきます。

もともとはドキュメンタリー映像作品「The Kids Are Alright」のために、彼らが1年間の活動休止期間後の1977年12月15日に行なったライヴです。

当時としては珍しく35ミリカメラ6台と16トラックレコーダーを用いて収録されたとのこと。

それをデジタル復元オーディオリマスターしたそうです。

確かに映像音声共にノイズはほとんどありません。

45年前の収録とは思えないクリーンさはデジタル技術の賜物ですね。

ライヴとしては生前最後の演奏となったらしいキース・ムーンのドラム音が、私には少々小さいように感じられました。

まあ個人的不満でしょう。(苦笑)

テレビで放映された1時間数分がフルバージョンかどうかは分かりません。

が、その内容は最高でした。

ウッドストックやワイト島での彼らの演奏を私は映像作品で見ています。

の、はずです、正確には覚えていません。(汗)

それらより完成度が高い、というか彼らの魅力が凝縮されていると感じました。

特にピート・タウンゼントのステージアクションが凄いんです。

見ていて身体(特に膝や腰)を壊さないか心配になるくらいです。

バンドアンサンブルの完璧さにも今更ながら驚かされました。

アイコンタクトや合図はないし、カウントもなしにいきなり演奏が始まったりと。

The Whoはスタジオ盤よりライヴだぜ。

ってなファンの方は必見です。

というか私が見てなかっただけのことか、も。(笑)

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