2022年2月分

音楽雑記帳

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2月28日(月) 懐古ロック

拙サイトの「お懐古さん」コーナーのタイトルは表題の「懐古ロック」の方が良かったのでは。

などと完璧手遅れで気づいた私です。(泣)

関連して自伝と回顧録の違いって何だろう、と頭に浮かびました。

というのも、先日書店で「SHは恋のイニシャル」なギタリスト二人の自伝を見かけたからです。

スティーブ・ハウとスティーブ・ハケットです。

イニシャルだけではなくプログレ系という共通点もあり、一緒にバンドGTRをしていたこともありましたね。

私はちゃんと聴いたことのないバンドですが。

最初にハウの方を手に取ってパラパラ見をしました。

すると巻頭写真の近影と思われるものが私の目を奪いました。

ハウが死神になっちゃった。(怖っ失敬)

加齢のためか異常にやせ細っているのでした。

申し訳ないことに読む気を喪失してしまいました。

まだ現役なので回顧録ではなく自伝なんでしょうね、きっと。

続けて気もそぞろにハケット本も一応パラパラしました。

二冊とも同じ方が翻訳していることだけをそっと記憶に残しました。(苦笑)

ハウが若い頃マクロビオティックを実践していたことは承知しているものの。

現在の容姿との関連が少しだけ気になりました。

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2月22日(火) 疎遠の代価

先日残念な知らせが届きました。

連れ合いの十歳年下のいとこが亡くなったのです。(享年54歳)

葬儀を済ませた後での連絡でした。

ここに載せるわけは、かつては彼と洋楽談義をしていたからです。

今から30年以上前のことですが。

彼が洋楽を聴き始めるきっかけの一つは、私が彼の兄に渡したプログレ入りカセットでした。

その後彼はドラムを叩き始めました。

最後に話した際は、彼のNYドラム武者修行の土産話を聞かせてもらいました。

バーナード・パーディーの個人レッスンを受けた時のことなどでした。

当時私は農村に住んでいたために洋楽の最新情報から隔絶されていました。

スティーブ・ガッド以降のドラマーについて知識のなかった私は当時注目されているドラマーを彼から教わりました。

デイヴ・ウエックルとデニス・チェンバースをすすめられました。

また、バスドラの連打ペダルがあることも初めて彼から聞きましたっけ。

彼の名前は川口昌二です。

亡くなって初めてネット検索をして彼がドラム教室の講師をしていたことを知りました。

色々あってその後彼とは疎遠になっていたために、音楽の道に進んでいたことすらまったく知りませんでした。

もう少し早く知っていれば何らかの形で連絡を取ることもできたかもしれません。

まさに、遅きに失した、のです。

世間的な付き合いをほとんどしない生き方を選んだのは自分なので、仕方はありませんが。

私はFacebookとやらを使わないのでその中の彼の情報を知り得ません。

少々古くはなるものの、彼のブログがあるようなので読んでみようと思います。

私にはそんな偲び方しかできません。

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