5月21日(金) |
フィル・コリンズ泣いてます まずは表題が「もじり」であることのご説明から。 元はYMOのアルバム「増殖」の曲間に入っているSETのお笑いネタです。 「それっ、しらんかっとってんちんとんしゃん」ですね、ご存じない方はお確かめを。 まあ、本題とは直接関係ないんですけど。 表題は連れ合いとの会話での合言葉なんです。 お店屋さんのBGMで、ロックの楽曲カバーが流れている時の、です。 その昔、ホームセンター内をブラブラしていたところ、やや大きめの音量で流されているBGMを聞かされていました。 よく聴くと、昔懐かしロックの名曲ばかりでした。 打ち込み系のプログラムミュージックではなく、人間が演奏していると思われるもので、原曲をなぞったアレンジでのものでした。 が、しかし、その演奏はかっこ悪いことこの上なし。 元の楽曲自体には好きなものが多いだけに、ついつい耳をかたむけてしまうことになり、結果として悲しさは益々増すのでした。
それでも店内にいるうちは強制的に聞かされ続けます。
そこで流れてきたのがフィル・コリンズの全米ナンバーワンヒット「ワン・モア・ナイト」。 勢いでごまかしのきかないスローバラード、、、
その時、頂点に達した私の怒りは笑いへと昇華したのでした。 そこで連れ合いに向けて私が放ったことばが表題。
「フィル・コリンズ泣いてます」
だったのでした。
それ以来、ロック名曲のつまらないカバーをBGMで聞かされる状況になると、お約束で言うセリフになってしまったのでした、とさ。 フィル・コリンズに印税が支払われているのかどうかは分かりませんが、本人が聴いたら喜ぶのか怒るのか悲しむのか、予想できません。
今の職場ではBGMを聞かされる日もあります。
なぜだかそこでもロックやポップスの名曲のカバーがほとんどなんです。
ただしアレンジがしてあってクラシック風だったりジャズ風だったりします。
若干の進歩、創意工夫、努力の跡が感じられますね。 二十一世紀になってからの楽曲がすでに懐メロになっていることに、自身の加齢を実感させられて寂しくなることも。
そんな楽曲群の中で驚かされた選曲がありました。
しっかりジャズ化されていたので即座には分からなかったものの、よく聴くと。
レッド・ツェッペリンの「ランブル・オン」です。
この曲ってヒットしましたっけ。
してまへんがな。 はたしてジミー・ペイジは泣くのか。
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