8月17日(土) |
空前絶後のアンサンブル
ペドロちゃんの作品群のリッピングが順調に進み、「Quebrado」と「Quebrado Vivo」まで完了しました。 しかもリッピング済み作品群全てを過日に聴き終えました。 長時間音楽を聴いたのは久しぶり、な一日となったその日のこと。 突然、まだ全編見終えていないweather reportのDVDがあったことを思い出しました。 ドイツでのライヴ3枚組の作品です。 1枚ずつそれぞれメンバー構成が異なる本作品の1枚目を見終え、2枚目の途中までしか見ていませんでした。 2枚目がジャコパス在籍時4人組の編成による演奏になっています。 ペドロちゃんのフレットレスベースによる音色がジャコパスを連想させたのかもしれません。 この時期のweather reportはメンバー全員の演奏能力が高過ぎて難しいことを簡単にやってしまうために、視覚的にはかえって映えないという難点があります。(苦笑) そんなこともあって今冷静に観察すると、好き嫌いがはっきり分かれる万人受けはしない音楽だと思います。 ただ、ジャズ系の音楽の即興演奏部分で定番となっているソロやかけ合いとは異なる渾然一体となったアンサンブルであり、なおかつフリーやアバンギャルドではない音楽性においてのそれは空前絶後ではないかと考えます。 「elegant people」の即興からテーマに戻るところでは、意表をつかれ、鳥肌がたってしまいました。 weather reportのファンにはマストな作品であると断言できます。 |
8月1日(木) |
十年一昔、か
本日久々にリッピングしました。 ペドロちゃん、ことpedro aznarの続きをば、ということです。 前回は死ぬほど聴いた「en vivo」までで終わってたわけで、そのアルバムが発表されたのは十一年前、っとな。 で、今回最初にリッピングしたのが「Mudras」で十年前、続けて八年前の「CAJA DE MUSICA」。 このあたりからのペドロちゃんの過去作品をじっくりとは聴いてなかったことが判明。(汗) そういやぁ~社会との接点が復活したのがその頃だったなぁ。(言い訳) お蔭で十年も経ってるのに新鮮に響いているじゃありませんか。(苦笑) テクノ系を聴く時は、鳥のさえずりや虫の声を打ち消すくらいの大音量でないと満足できない私。 が、ペドロちゃんの音楽って鳥や虫の声、それに風に揺れる木立の音などの自然音とかぶっても気にならないんです。 ですからやたら音量を上げる必要もなく、耳に優しい聴き方が夏でもOK。 ジャコパスがいなくなって寂しいのう、とお嘆きの貴兄。 彼のメロディアスに歌い上げるようなソロが好きだったのならペドロちゃんのアルバムをおすすめしやす。 |