2月15日(水) |
批判精神 昨年帰京した際に購入したまんまにしてあったTHE TUBESの「Now」を聴き終えたところです。 といってもサイトの更新準備をしながらパソコンで聴いていただけなんですけれども。 この1枚もアナログ盤持ってんのに買っちゃったCDです。 その昔この作品のアナログ盤を買った経緯は、、、 ジャケ買いをすることのほとんどなかった私でしたから、多分レコード屋さんであれこれ物色している最中に店内で流されていたのを聴いて気に入ったから買ったものと思われます。 あの頃はけっこうその場で初めて聴いて買うことも多かったですから。 ちょっとひねったポップとして好きになったこの作品において、特にシンセサイザーの使い方とドラマーのセンスに耳を奪われたものでしたっけ。 そのドラマーのprairie princeがXTCとも関わりがあることを、買ったけど聴いてないアルバム「SKYLARKING」に記載されている情報から知りました。 確か「リモートコントロール」とかなんとかいうTHE TUBESのこの次のアルバムをプロデュースしたのがトッド・ラングレンだったと記憶しています。 それもアナログ盤で持ってたんですが、今確かめたらないんで、売っちゃったんでしょう。 好きになれなかった作品だったのだった、んだろう。(苦笑) THE TUBESとXTCの橋渡しにトッドは関与しているのだろうか。 それぞれの作品の発売時期を調べたら10年近い隔たりがありますなぁ。 トッドは関係ねぇっか。 トッドと帰ることとします。(寒) |
2月1日(水) |
多様化、左様か 今月も締まらない表題でスタートします、このコーナー。 昨年12月に発売されるとほぼ同時にアマゾンのおすすめに登場していたシュガー・ベイブの「SONGS」を今年に入ってアマゾンで購入しました。 アマゾンで同作のレヴューを読んで、これが3回目のCD化再発売らしいと知りました。 今作は30th Anniversaryということで、あれから30年もぉ~、経ったんですね。 今もまだ持っているアナログ盤を、当時の言葉で言うとすり切れるくらい聴き込みましたっけ。 それでも本日聴き直してみると新鮮な感じを受ける楽曲もありました。 演奏が変に玄人崩れしていなくて、良い意味でアマチュアっぽい香りも漂ってきます。 当時の状況を知る年代の私は、商業的にあまり成功しなかった理由も分かるような気がします。 要するに「東京ローカル」でしか受け入れられなかったんでしょう。 当時の非主流派でありなおかつ極々少数派であった彼らの音楽性は、人口が多く多様性のある東京でしか認められなかったのかも。 レコード棚からこれのアナログ盤を引っ張り出して見ると、帯にはこんなコピーが載ってました。 決定!!ニューミュージックへの道 全ての音楽の進むべき道がここに見えた 全ての音楽が進んじゃうと多様化の逆方向だな。(苦笑) なんだかほんわかしてくる手作り感溢れるコピーではありますが。 今ほど完璧に商業化されていなかった70年代の日本ロック界に、良くぞ登場してくれました、と今さらながら拍手を送りたくなる傑作です! |