2005年10月分

音楽雑記帳

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10月26日(水) 読んでから見た(古)

長いこと積ん読状態だった、クリス・ウェルチ著の訳本「ザ・ストーリー・オブ・イエス」を読み始めて、半分近くまで読んだところです。

前にこのコーナーでもちらっと感想を載せたシンコー・ミュージックから出ている「イエス・ストーリー」と比べると、はるかに内容が濃く、かつ読ませるものがあります。

未読了にもかかわらず、イエスのファンなら必読であると独断させていただきます。(苦笑)

同書に掲載されているクリス・スクワイヤの談話で紹介されている「バッファロー'66」という映画のDVDをレンタルしてきて本日鑑賞しました。

クリス氏が言うほどイエス・ミュージック満載ではなかったものの、久々にハリウッド定型スタイルではない佳作を見ることができて満足しました。

我国で興行的に成功したのかどうか知りませんが、日本版のみに収録されていると思われる監督主演ヴィンセント・ギャロのインタビューが興味深かったですね。

ハリウッド映画のDVDに付いてるおまけ映像によくあるスタッフ、キャストのインタビューでは、日本人の感覚からすると気色悪いくらいにお互いに絶賛し合っているのは映画ファンならよくご存知のことと思います。

タモリ氏が芸能界入りした直後に編み出した格言に、「褒めて無難な芸能界」、ってぇ~のがありました。

前述のようなハリウッドお決まりべた褒め発言を聞かされる度に、「褒めて無難なハリウッド」、と寂しいオヤジの独り言を欠かさずもらす私です。

が、この作品のインタビューに関しては、ちょっと長過ぎるぞ編集しろ、と言いたい部分もあるものの、そこまで言って大丈夫か、というお話もあり一見の価値はあります。

アメリカの映画界も、ポピュラー音楽界も、相当金には汚い世界のようです。

よぉ~く考えよぉ~、と考えに考え抜いた結果、お金が一番大事だと確信したんでしょうね。(嫌味)

おっと、ヒロイン(?)役のクリスティーナ・リッチ、小太り系だけど可愛いです。

ユマ・サーマン、ジュリエット・ルイス以来のちょっと惹かれる女優さんかも。

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10月22日(土) 嬉しくない当選

過日、唐突に私宛の宅配便が届いた。

何か懸賞(死語)に応募してたっけ!?

その棒状に細長い梱包物の送り状を読むと、「ジェフ・ベック・ポスター係」抽選特典、等身大復刻ポスター、とある。(汗)

記憶では、最新ライヴCDに封入されていた封筒で1等のエレキギターねらいで応募したような気が、、、

ベックだけに、なんだか開けるのが恐い。(笑)

箱の中より取り出した筒状のビニールからポスターを引き抜くとA4版の挨拶状がヒラヒラと。

何々。

ご当選おめでとうございます

この度は、「ジェフ・ベック・ポスター係」に、ご応募いただきまして誠にありがとうございました。

厳正な抽選の結果、当選致しましたので、抽選特典「等身大復刻ポスター」をお贈りいたします。

今後とも、ジェフ・ベックへのご声援をよろしくお願いいたします。

㈱ソニー・ミュージックダイレクト

そう言われましても。(苦笑)

で、ポスターを広げてみると、、、

ふぅ~ん、モノクロなんだ。

っとぉ~、心霊写真かお前は!(失敬)

ギットリ指輪をはめた右手でピックを使って弾いているのは、なんとレスポール。

やっぱストラトでしょ、ベックは、と思うのは私だけか。

下の方が無意味に長いな、と広げてみると一番下の方に直筆じゃあないけどベックのサインあり。

復刻」、と言うだけあって、随分昔の写真ですなぁ。

即刻」、仕舞いに入る。(笑)

元通りに丸めていくと、おんや?

レスポール上部の辺りで2枚が貼り合わされていたんだ。

等身大にするために苦労をかけたね。(語りかけ調で、森繁化もまたよし)

おづがれざま。

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10月5日(水) まさに「見、捨てる」

まだ「レッド、ホワイト&ブルース」ではありませんよ。

同作を一応一回は見たものの、それに関してはまた今度ということで。

その前に見た同シリーズの「ピアノ・ブルーズ」を購入した際に一緒に買った音楽ビデオ2作品についてです。

今ゴミ箱から出したクシャクシャに丸められた当日のレシートを広げて見ると、買った日付は8月31日でした。(汗)

クリアランスセール対象商品でCDとともにワゴンに入れて陳列されていた1本税込515円という代物でした。

さすが今時ビデオの売れ残り商品であります。

でも、実は2作品ともDVDのそれを手にとって買おうかどうか迷ったことのある作品だったので、ちょっと複雑な心境でしたが。

おぉっと、もったいぶり過ぎですね。(反省)

その2本とは、Simply Redの「Simply Red Greatest Video Hits」と、UTOPIAの「REDUX '92-LIVE IN JAPAN」です。

どちらも、こんな廉価で見ることができて良かったし、かつ、高価なDVDを買わなくて正解だった、という内容でした。(苦笑)

余生にあと何回見るかも分からないのに、ビデオを長期保存する際の裏技である再生で最後まで送った状態でしまいこんだ、根っから貧乏性な私でした。

後日、そのワゴン内の売れ残り商品がさらに値下げされて、ビデオは税込305円になってましたっけ。

それでも売れない商品って、、、

まさに音楽産業廃棄物、かも。

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