2004年3月分

音楽雑記帳

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3月21日(日) 急かされていなかった頃

落ち着いた気持ちでかつ集中して音楽を聴くのは何日、いや何週間ぶりでしょうか。

やっとこさっとこ下に載せたelton johnのライヴ盤「HERE AND THERE」を聴くことができました。

あまりの素晴らしさに途中の昼食休憩をはさんで一気に2枚約100分(らしい)を聴き終えました!

現代の吟遊詩人というイメージ戦略で売り出された彼が実は根っからのロックンローラーでもあったわけで、そんな彼の静と動の両面の魅力を満喫できる作品です。

思春期にリアルタイムで聴いていた楽曲では思わず涙がこぼれたりもしました。(感涙)

2枚目のTHEREでは途中からマッスルショールズホーンセクションが共演していたことを聴いて初めて知りました。

その後に登場するjohn lennonがゲスト参加した3曲は貴重な記録という側面もありますね。

このライヴが収録された30年前は時間がもっとゆったりと進んでいたように思います。

こんな田舎に住んでいても急かされているような気がするのは物や情報が過剰に増え過ぎたせいなんでしょうか。

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3月4日(木) 知らぬが放っとけ

先月下旬久々に隣県にある個人経営の中古CD屋さんへ物色に行きました。

そこで見たことのないelton johnのライヴ盤をみつけた私は、もしや海賊盤、と疑いました。

が、どうやら正規のアルバムらしくタイトルは「HERE AND THERE」で1974年に収録されたもの。

この時期の演奏ならぜひとも聴きたい、と即購入決定。

後日先ずはネットでアマゾンのサイトを調べてみると彼のアルバムの売上順でベストテンに入っているではありませんか。

さっそくレヴューを読んだ私は愕然としました。こんな名盤をじぇんじぇん知らなかったとは。(泣)

続けてライナーを読んでまたビックリ!

アナログ盤をCD化した際に追加された楽曲になんとjohn lennonがゲスト参加。結果として彼の生前最後のパフォーマンスになったとのこと。(再泣)

これは気合を入れて聴かなければいかん!ということで内容はまだ未聴です。(苦笑)

私のロック鑑賞人生(?)を振り返ってみると、心底好きになったアーティストの作品は全部聴いてきたものの、それ以外のアーティストに関してはアルバムというより楽曲中心主義で、まさにつまみ食い的にしか聴いていなかったと再認識しました。

系統立てて聴いてこなかった、とも言い換えられます。つまり探究心が希薄だったのだった。

って、「お宅」の対極に位置しているのかも、、、(汗)

なお、その日にその店でVAN HALENのライヴ盤「Right here, right now.」と、怪しげな作りになっているUFOの「THE EARLY YEARS」もかつてシングル盤でもっていた「C'MON EVERYBODY」が入っていたので買いました。

感想は後日。

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