2003年3月分

音楽雑記帳

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3月29日(土) またしても発売延期

先日夕刻にCD屋さんから電話がありました。

何かと思えば予約しておいたジェフ・ベックの新作の発売日が5月14日まで延期されたとのこと。

この間のスティーリー・ダンに続いてまたしても、、、

一番楽しみにしていたアルバムなのに、、、

そういえばかつて70年代においてレッド・ツェッペリンの新作がしばしば発売延期になっていましたっけ。

大抵はジャケット・デザインについてバンド側とレコード会社の意見が対立したことが遅延の理由だったと記憶しています。

突き詰めればどちらの側も感性を問題にしていたのではなく売れ行き(金銭)を重視していたように思えますが。

ところでジェフ・ベックの初来日公演は「お懐古さん」に載せたベック、ボガート&アピスでした。

今だったら許されないであろう異様な形容によるコピーが笑わせてくれるそのコンサートの告知チラシをみつけました。

ご覧になりたい方はここをクリックしてください。

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3月22日(土) 自然体での精進

下に記した同日にCD屋さんで買ってきておいたrandy breckerの新作「34th N Lex」を先日聴きました。

今作では3~5管で構成されるブラス・セクションによるブラス・アンサンブルが堪能できる楽曲が多く収録されています。

全11曲のうち8曲もが打ち込みによるドラムであるにもかかわらずあたかも一発録音したかのように聴こえるところに前作からの長足の進歩を実感させられました。

さらに、楽曲によってかなりの音楽性の変化に富んでいながら、と同時にアルバム全体を通して統一感や整合性をも併せもっているのは、プロデュース能力が着実に向上しているからでしょう。

ブレッカー・ブラザース・バンドを彷彿とさせる楽曲が数曲収められているところなどは、私のような昔からの彼らのファンである人間には堪えられません。

セッションマンとして超多忙な日常を送りながらも当然のことのように精進を続ける彼の生き方に敬服してしまいました。

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3月15日(土) 面白くない捧げ物

昨日久しぶりにCD屋さんに行ったら試聴コーナーにLed Zeppelinのトリビュート盤がありました。

以前にも同じ様な企画盤がありましたが私は特に興味がなかったので聴いていません。

今度のやつはヨーロッパを中心としたメタル系のバンドが全曲演奏しているとのこと。

どんな感じなのだろうとちょっと気になったので試しに聴いてみることにしました。

意外にも笑えるほどにはメタルしてなくて正統的な作りだったので一通り聴き続けることができました。

聴いているうちに、なかなか良いから買おうかな、という気持ちになってきてしまいました。

んがぁ~、即決は危険だと感じたので書店へ行き気分転換をした後に再び試聴してみてから最終決定することにしました。

冷静に聴き直しているうちに、私が良いなと思ったのは演奏に対してではなく楽曲そのものに対してであったことに気付きました。(<遅い!)

それならオリジナルを聴けばいいわけで購入中止。

この日スティーリー・ダンの新作を買うつもりだったところ残念ながら発売延期になってしまっていました。しかも発売時期は未定。

代わりにというわけではありませんが今月下旬に発売されるシンプリー・レッドとジェフ・ベックのアルバムをそれぞれ予約しておきました。楽しみ!

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