5月29日(土) |
オールド・ギターの活況?にビックリ 某ギター専門誌を十数年ぶりに買った。(笑) その中にオールド・ギターの広告特集があり、ホームページをもっている店も多かったので転載します。ただしその内容は未確認ですが。
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5月19日(水) |
「人」ならではの指を使った表現 さて前回に続いてロバート・フリップ関連ネタ! 91年のRobert Fripp & The League of Crafty Guitaristsによる「Shows of Hands」を久しぶりに聴いてみたが、これが気持ち良く心身に緊張と弛緩とをもたらす。 フリップと弟子16人、合わせて17人のギタリストからなるこのグループ。
複数のギターのアンサンブル音は、フリップの言うようにエレキでもアコースティックでもないOvationサウンドのせいか、時としてチターのように、また時にはサンプラー(笑)のように響く。 ギターのチューニングも通常のものとは違う。各弦の音程と弦のゲージは
となっている。 人は音楽を表現する際に口(肉声)から始めて楽器の発達とともに腕、指先と使う部位を増やしていったと思う。 ピックを使わなければギターは両手の指先で直接発音体をコントロールする数少ない楽器の一つだ。 今や日本国中老若男女の日常と化したカラオケや、思いっきりの気持ち良さの太鼓ブームもいいけど、
ギターへのラブ・タッチ |
5月13日(木) |
返し技による予期せぬ収穫 すでにそれらを所有している知人のアドバイスを受け、第一期キング・クリムゾンのライブ・アルバム「エピタフ」と「続・エピタフ」を一気に買った。 私はクリムゾンの海賊盤は1枚も買ったことがなかった。ロバート・フリップが90年代に出した後期クリムゾンの正規ライブは数点もっているが。 大昔アルバム「宮殿」を聴いた時にはクラシックの影響大のきれいにまとまった演奏という印象だっただけに、これらのライブ演奏を聴いた時には正直驚かされた。 相当の緊張感あふれる演奏だ。特にドラムのマイケル・ジャイルスの斬新な凄味とイアン・マクドナルドの荒々しさは予想外だった。
フランク・ザッパの前例はあるようだが、「続」の方は海賊盤5枚からある日のコンサートをまとめあげるという荒技だ。相手の力を利用して一体となる合気道の精神に近い。か? 第一期キング・クリムゾンが大好きで彼らのライブを聴いたことがないというファンは「エピタフ」を是非聴くことをおすすめします。 「続」は音質があまり良くないので、「エピタフ」を聴いてさらに深みにはまりたくなってから(笑)の方が無難でしょう。 |
5月4日(火) |
聴く者を金縛り状態にしてしまう声のカリスマ性 以前にニュースを見ていたらヨーロッパでクラシックの歌い手が歌っている曲が異例の売れ方をしていると報じていた。その時その曲のさわりが流れたのだが「いい声だなぁ!」とは感じたもののそれ以上は進展しなかった。 その後今年のアカデミー賞の授賞式を見ていて、セリーヌ・ディオンとデュエットしている盲目の男性歌手がその人だと声ですぐに分かった。それと同時に画面に釘付け。すっ、凄い吸引力! アルバムが世界で1400万枚も売れたそうなので音楽通にはとっくに知れ渡っていたのだろうが、オペラと聞いただけでベルカント唱法とやらの威圧的な歌い方を連想し畏縮してしまう偏見の塊の私は初めてandrea bocelliという彼の名前を知った。 それからそのデュエット曲「THE PRAYER」が入っているアルバム「SOGNO」を買ってしまった。店頭の状況からみて売れているようだ。 最初にニュースで聴いた時、ちょっとイリオモテヤマネコ、じゃなくてイリオ・フグレシアス、、、違う!!フリオ・イグレシアスに似た印象を受けた。 イグレシアス氏は元々プロ・サッカー選手だったが怪我のため選手生命に終止符が打たれ、見切りをつけた奥さんと子供に捨てられたそうだ。打算的人生観、恐るべし。 ボチェッリ氏はそこまで悲惨ではないがクラシックのエリートコース出身ではないことを知った。 声の波動(この言葉も危ないが)には人間性が直接反映するのだろうか。 |