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久々におじぎ体操の効能

No.265(2025.06.15)


いわゆる脱腸の改善法として載せた第231回「続・おじぎ体操の効能」の続報です。
5年経った現在も大きな制約なしに普通に生活できています。下腹部左右両側のふくらみはそのままで大きくも小さくもなっていません。

経過を報告しようと思ったのは、今だにおじぎ体操関連ページへのアクセスが細々とではあるものの続いているからです。
脱腸になったと自己診断した方のうち、できれば手術をしないで治したい、と思った方々が一定数いるのだろうと推察しました。
少しでもお役にたてるのであればと考え、現在の状況を記すこととしました。

以前触れたように、おじぎ体操だけでの速やかな症状改善は望み薄ですし、リスクを伴う覚悟も必要でしょう。嫌な表現ですが、自己責任になると考えています。この点を踏まえたうえでご参考にしてください。

体調を整えるための日課としている内容は5年前よりかなり増えています。老化に抗うためには必然の結果だと考えています。

早朝に行なうおじぎ体操を含む各種体操運動の種類が増えて要する時間は1時間あまりとなりました。それに続く散歩は山道の上り下り約9kmで1時間半かかります。

これだけでもう無理と思ってしまうのが普通でしょう。(苦笑)
これを続けるには、食生活や睡眠の質など日常生活の総合的な健全化が必須となってきます。

ただ、私自身はすでに高齢者となっているのでここまでの努力が必要なのかもしれませんし、体質の個人差も大きいと思います。
できる範囲で日常生活を改善していけばやっただけの効果は必ず現われると考えています。

手術と術後の行動制限によって受身的に生活の質が悪化することを避けたいのであれば、自発的に生活の健全化をするしかないのではないでしょうか。

「する」ことがどうしても苦手な方のために、「しない」ことで少しでも脱腸の症状が緩和されると私が気づいたことを列記しておきます。
できるだけ「しない」こと、逆に「する」と必ずといっていいほど脱腸の自覚症状が悪化することです。

長時間じっと立ち続けていること。
同じく長時間の座りっぱなし。
非常に重いものを持ち運ぶ
下腹部を圧迫する姿勢でいること。
食べ過ぎ飲み過ぎ。

5番目はともかく。(笑)
初めの四つは職業上やむを得ずしなければならないこともあるでしょう。
そのような場合、仮に手術をしてよくなっても仕事に戻ると時間の経過とともに再び悪くなっていくことが予想されます。

医師の診断で、早急に手術する必要はなく経過観察でもよし、とされれば職場での配置転換か転職で上記四つを「しない」ようにする方法も有効だと思います。

手術をして身体を元に戻せない状態にする前に試してみる価値はあると考えます。特に若い方はこの先の人生が長いわけですから


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