新春早々新型コロナウイルスに感染し、しかも発症してしまいました。
これを機会に、新型コロナが大きな社会問題になった時点からの私的経験も併せて記録しておこうと思います。 私は2020年4月から交通系公共施設で働き始め、2022年1月に退職するまで、まさに新型コロナ真っ盛りの期間を感染危機最前線で過ごしました。理由は省略しますがコロナワクチンは未接種です。 その時期に、新型コロナに感染したのではないかと感じた状態が2回ありました。 最初に感じた異変は身体の軽いだるさと微熱でした。体温は37.5度でしたが仕事は休まずに二日間でだるさは抜け熱も下がりました。 当時はアルコール、カフェインともに絶ち、一日二食の少食で就寝4時間前には夕食を終えるという規則正しい生活をしていました。
二度目のそれは生まれて初めて経験する不思議な症状でした。 立ち仕事の勤務をしている最中に両足の太ももが急にものすごくだるくなり、立っているのがやっとという状態になったのです。
これは勤務続行は無理だろうと思い、次の休憩時間で早退させてもらおうと思いました。
ふと気づくと何もなかったように太もものだるさが完全に消えていたのです、何もしていないのに。 結局その日は早退することなく終業まで無事に勤務することができましたし、普通の体調に戻っていました。不可解不思議です。 一度目の感染で抗体を生成する即応体制といえるような仕組みが体内にできていたのかもしれない、とこれまた勝手に解釈しました。 もっとも二回とも自分で勝手にコロナかもしれないと思っているだけで検査を受けたわけではありません。 その後2年以上経っているので、もしコロナ変異種に感染したとしても発症することはないだろうと考えていました。 先日の起床時にいつも感じない変な腰のだるさがありました。床から出ると消えていたので不思議でした。 朝食時に連れ合いが急に食欲がなくなり気分が悪くなりました。熱を測ると38.5度あり、すぐに床につきました。 私自身には異変はありません。連れ合いは激しい頭痛が一日、翌日は足腰に強いだるさがあったものの、それぞれ短期間に症状は変化していきました。 次の症状はのどの痛みと咳でした。つばが飲み込めないほど痛いとのこと。この症状は長く数日間続きました。 看病していた私も三日後に発熱して床につきました。私も頭痛、だるさは短期間に抜け、のどの痛みと咳へと同様の変化をたどったものの、症状は連れ合いと比べると軽いものでした。 ただし二人とも食欲がなくなり、連れ合いは11日間、私は8日間ほとんど何も食べられませんでした。 連れ合いの症状が一番重かったのは発症6日目の吐き気で、早朝に救急車で搬送してもらいました。 私は受診を希望しない旨を救急隊員に告げたところ、検温され微熱があり、院内に入れないと言われました。仕方なく自分の車で病院まで行き駐車場で車内待機していました。 連れ合いは鼻腔による検査で新型コロナと判定されました。特に治療はなく、感染初期であれば重症化予防効果が期待できるという薬を処方されただけでした。 結局は二人とも安静にして回復を待つという以外に手立てはありませんでした。
一応日常生活に戻れて体重を計りました。連れ合いは激やせでしたが、私も同様に約5kg減の56kgになっていました。 かつて自己流玄米菜食超少食を続けた時の最低体重と同じ値です。偶然でしょうか。 二年間の山歩きで鍛えた結果である足の貯筋もたったの一週間くらいの断食寝たきりで元の木阿弥ガリガリ足になってしまいました。 ただなんとなく心身ともにすっきりした感じは確かにあり、顔も引き締まって小顔になっていました。 新型コロナのことをデトックス・ウイルスと称しているネット情報が正しいようにも感じています。 新型コロナに感染して激しい毒だしモードに入る状態が発症であり、その毒だしに身体が耐えられない場合は死に至る、とされていました。 思い起こせば正月三が日は朝から飲んで食べてましたし、その後も調子にのってけっこう毎日飲酒を続けていました。
これを良い機会として日常生活を見直し、再び毒だしモードを必要とするような状態にならないよう注意深く暮らしていこう、と心を新たにしました。 |
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