ここでのドライ症状とは、ドライアイ、ドライマウスのことを指します。 私はドライマウスになったことはありませんし、ドライアイもごくごく軽度の症状を体験しただけです。 数年前まで連れ合いが両症状に悩まされ嘆いてていました。 ドライアイでは通院して目薬を処方されたものの、対症療法ですから完治することはありませんでした。 ところが、あることを実践したところ、症状が劇的に改善されたのです。 カフェインとアルコールの摂取を控える、というだけのことで。 私が職業上の理由で約2年間カフェインとアルコールを控えていた時期に、連れ合いも同様にしていたのです。 本稿を書こうと思ったきっかけは、ネット上の両ドライ症状の対処法にはこの点が欠けているからです。 カフェインもアルコールも中毒性があります。 すでに依存性が生じてしまっている場合は摂取量を減らすのは難しいかもしれません。 元々カフェインとアルコールを日常的に摂取している人がドライ症状に悩ませれている場合は、それらをやめることが原因療法となる可能性はあります。 カフェイン飲料には利尿効果があるとされていますし、体内のアルコールを分解する際には水を必要とします。 両方とも身体の水分代謝に大きく関与していることは納得いただけるでしょう。 加えて汗を流すくらいの身体使いも行なえば、水分代謝の改善はより早くなると推察します。 ただし急激な生活習慣の変化は必ずリバウンドをもたらしますので注意深く進める必要があります。 飲酒癖のある方は提唱されている休肝日から始めてみたらいかがでしょうか。 コーヒー好きの方は、コーヒー紅茶などカフェイン飲料を一杯も飲まない日を週に1回もうけることからスタートしてみては。 最終目標はどちらも摂取量ゼロです。 嗜好品のない人生なんて、と考えている方には向きませんね。 人生において明確な目標があるにもかかわらず、ドライ症状のために万全の体調ではない、と悩んでいる。 しかもアルコール、カフェインは大好きだ。 そんな方には強くおすすめします、本気で実践しようとするでしょうから。 |
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