先月末に台風24号が当地を通過しました。 かつては毎年頻繁に台風が来て被害を受けていたことから、台風銀座と呼ばれていたこともあった地域です。 私が農村に住んでいた頃はしばしば損害保険のお世話になりましたっけ。 二十数年前にこちらに移住してからは大きな台風が来ていなかったことに今回の台風で気付かされました。 日中に通過したので窓から外を見ていたところ、通過後の「吹きかえし」といわれる風が尋常ではない激しさだったことからです。 幸いにして我が家の家屋に被害はなく、敷地内の倒木もありませんでしたが。 ただ、強風で飛ばされた葉や折れた小枝がかなりの量庭に吹き溜まっていましたし、ちぎれた葉の破片などが雨に濡れた窓に張り付いていました。 庭の掃除と窓ふきの一日となった翌日の朝、散歩の途中で台風被害の写真を撮りました。
ありがたいことに翌々日の朝散歩した時には、別荘地の管理担当者によって被害の後片付けがすでに終えられていました。 が、散歩で通る若い衆のいなくなった集落内の道はそのままでした。(写真なし) 十日ほど経った日に車ででかけてみると、峠越えの道脇に沢山の倒木が積まれていました。 今まで自分の目では見たことのない大量の倒木でした。 そのまた翌日にご近所さんの家にお邪魔した際に聞いた話では、あちらこちらで相当な被害があったそうです。 我が家やこの近辺はたまたま大きな被害を免れることができたようです。 ところが、ご近所さんが言うには、近所でも大きな倒木があったそうな。 場所を教えてもらって写真を撮りました。
めきめきとゆっくり倒れたらしく、衝撃がなかったのでしょう多分、屋根は壊れていないようでした。 こういう被害の復旧費用は当然のことながら自己負担しなければなりません。 この家の持ち主は果たして損害保険に加入しているでしょうか。 マスコミはいつでも視聴者を意識してか衝撃的な映像のみをくり返して報じます。 が、あらゆる災害において、生じた被害の全貌は現地に行かなくては分からないということでしょう。 考えてみれば、当たり前のことです。 |
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