還暦を迎える年齢にもなると老化現象が現れてくるのをはっきりと実感することが多くなってきます。 幸いなことに、自動車運転免許更新時の視力検査でギリギリセーフなくらい近視なためか、いまだに老眼には悩まされておりませんが。 頭の方は置いといて身体の方はといえば、ストレッチ系の運動として真向法を中心に他の方法も少しばかり実践しているので当面柔軟性は維持されていると感じます。 並行して腰痛防止のために腹筋運動もほぼ毎日続けています。 脚力は犬の散歩で維持しているつもりなものの、老犬のトボトボ歩きに合わせたスピードなので以前より運動量は減っているでしょう。 仕方がないので少しでも負荷をかけるために上り坂では腰を落としての後ろ歩きにしています。 ただ、心拍数は上がらないので有酸素運動になっていないのではないかとの懸念がありますので、補うために一人で早歩き散歩をするように努めています。 それなりに色々と気を付けて体力を保とうと試みてはきていたのですが、昨年あたりからさらにメニューを増やさなければいけないのではないか、と考えるようになりました。 手に持っているものを落とすことが多くなったように感じたからです。 原因がどこにあるかは分かりませんが、握力の低下も一因であるだろうと思いました。 それまで握力強化のために使っていたシリコンゴム製と思われるリング状の器具が経年劣化で壊れて以降、数か月間握力を鍛えていなかったからです。 考えてみれば上半身の筋肉に負荷をかけることのない生活を続けていたので、この際握力だけでなく腕の筋力等を維持すべく上半身の筋トレを始めようと決意しました。 若かりし頃鉄製のダンベルをほとんど使わないまま錆びさせてしまったことがあったので、別の方法を検討することにしました。 水泳が良いとは思うものの、泳ぎが苦手ですし、頻繁にプールへ行く気もしないので無理。 住宅事情から大きな器具を置くスペースもありません。 最終的に、どうせならなるべく上質な筋肉にしたいこともあり、ゴムチューブを使うことにしました。 ということで、昨年末から一日おきにゴムチューブを使って上半身の筋トレを続けています。 |
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