トップページへ

噛んで初心に

No.154(2007.01.08)


我家ではここ数年間、一年を通してほとんど一分づき米を食べ続けていました。

それ以前には玄米食を長く続けていたので、よく噛むことだけはしっかりと実行し続けているつもりでいました。

が、本日久々に玄米弁当を一口百回噛んで食してみたところ、いつもと様子が違うので驚きました。

一口目を噛んでいると、もの凄い量の唾液が分泌されてきて、最後の方は口の中でお粥状になりました。

このことから、日常的に噛む時間が短くなっていたことに気付かされました。

十口目を食べ終える頃、つまり千回位噛んだ時には、ほっぺた下部の筋肉が少々痛くなってきました。

噛む時に使う筋力が弱ってたんですね。

それでも最後まで、恐らく三千回以上噛み続けることができたのは、昔取った杵柄でしょうか。

食後に筋肉痛も残りませんでしたし。

思えばこのコーナーを始めた時、最初の話題として噛むことを選んでいました。

あれから私の玄米に対する信奉度は減少したものの、噛むことについては今でも同様な考えでいます。

洗髪をする際に、一年くらい前からでしょうか、頭のひたいから頭頂部にかけての髪の毛が細くなってきていることに気が付きました。

禿げる予兆か!?(大汗)

このまま進めば「お侍さんハゲ」だ。(苦笑)

そうそう、不老長寿の酵素と言われるパロチンが唾液には含まれているのでした。

しっかり噛んで、毛根に活力を!

今日の体験をきっかけに、初心を思い起こしました。

食べる物のことだけでなく、情報もよく吟味して取捨選択しなければ、と反省しました。

ネットを利用していると、どうしても浮き足立ち易いですからね。


前に戻る 目次へ戻る 次を読む