先日仕事から帰ると連れ合いが電話中でした。
「あとは警察に相談する方法しかないかもしれませんね、、、」とか何とか。 ・・・んっ!? 気になった私は、連れ合いが電話を切るなり誰からかを問いました。 ご主人を亡くされた後に当地に移住された女性一人住まいのご近所さん(以後Aさん)とのこと。 連れ合いから概略を聞いた私はお得意の老婆心から即Aさんに電話しました。(苦笑) 何でも見知らぬ男性から電話があり、お宅のお隣さんの飼い犬のほえ声はうるさいでしょ、と同意を求められたそうです。 Aさんは、下手に同調するのは危険だと察し、私は留守がちなのであまり気になりません、と答えました。(正解) さらに電話の主は、お宅のような実害を受けている方に訴え出てもらわないと問題が解決しない、と続けたそうな。 加えて、ここはリゾートなのでああいうどう猛な犬がいるのは雰囲気にそぐわない、と言ったそうです。 そこでAさんが、どちら様ですか、と尋ねた途端に電話を切ったとのこと。(怒) セキュリティー対策として電話帳には電話番号を載せていないAさんは、当然電話番号案内も断わっているので、その男性が何故電話番号を知っているのか分からず非常に無気味に感じたそうで、当然ですな。 Aさんによるとその男性の話し方そのものは紳士的だったそうですが、私に言わせれば名乗らないということだけで十二分に卑怯な輩です。 何となく不安になったAさんは、思わず管理事務所に犬の件で相談に行ったのでした。 すると管理事務所にもその犬の件で告発状が届いていて、これまた匿名。(蔑) 恐らく同一人物でしょう、いや、そうとしか考えられません。 で、Aさんが私に訊きたかったのは、あの程度の犬のほえ声が苦情を訴えるのに値するか、ということでした。 私も時々犬との散歩でその家の前を通る時にほえられたことがあるので、その犬のほえ方については知っています。 近頃は愛玩用室内犬が主流のようですが、飼い犬には番犬というお仕事もあるわけで、その犬のほえ方にややしつこさはあるものの(笑)、まあ許容範囲内ではないでしょうか、と私は答えました。 それに、隣り同士の人間関係を大切にするならばこの程度の犬のほえ声で目くじらを立てるのは得策ではないですよ、と付け加え、Aさんにも納得していただけました。 今回の騒動があったお陰で、結果としてAさんにとっては大切な問題が解決されました。 というのも、せっかくAさんがナンバーディスプレイのサービスを利用しているにもかかわらず、着信も発信も通知非通知の設定が逆さまだったことが発覚したからです。(苦笑) いやなに私が気が付いたのですが。 AさんはさっそくNTTに連絡して変更すると言ってました。 これで今後は匿名の電話の着信は避けられます、良かった良かった。 最後にAさんに代わって、電話してきた 立派に番犬してる隣りの犬より、他力本願無責任野郎のお前のほうがよっぽど迷惑なんだよっ!(失敬) |
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