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浄化槽管理利権

No.144(2005.04.19)


またもや便所ネタで恐縮であります。(苦笑)

今住んでいる家の便所は一応水洗式ではあるものの、当地に下水道が完備していないために浄化槽を使わざるを得ません。

ご近所さんの中には生活雑排水も一括処理できる合併浄化槽を利用している方々もいます。

我家ではし尿のみを処理する単独槽を使っています。

どちらを使うにしろ、地元の清掃業者に管理を委託することになっていて、当然費用は発生します。

5人用単独槽を設置している我家の場合、月1回の点検と年1回の引き抜き及び清掃を含めて年間3万円弱かかっています。

数ヵ月前のこと、突然保健所から警告文が郵送されてきました。

浄化槽を清掃業者に管理させないと浄化槽法を根拠として罰せられますよ、というある種脅迫めいた不快な文面でした。

ちょうどその頃、年間費用を一括前払い振込する年一度の更新時期でした。

もしや連れ合いが支払いを忘れたかと思いきや、ちゃんと期日までに振込したとのこと。(失敬)

不審に思った私は清掃業者に電話し、なぜこんな文書が送られてきたのか質問しました。

なんでも当別荘地に設置してある浄化槽のうち、その業者と管理契約していないもののリストを保健所に提出したとのこと。

どっちが主導したんだ。(疑)

その際に一部契約者の顧客情報がまぎれ込んだんだとさ。(怒)

電話にでた女性が必死に謝っているので仕方なく許す。(甘)

発散が少々足りなかった(笑)私は、今度は保健所へ電話してみた。

法律上は年1回の検査で良いのになんで毎月検査する必要があるのか問い質してみる。

要領を得ない言いのがれが続く続く。

官民癒着だな。

で、担当者の捨てゼリフ。

「下水道よりは安いですよ。」

そういう問題かよ。

しかも清掃業者間にいわゆる闇カルテルがあることまでほのめかす無神経さよ。(呆)

よぉ~し、地元の議員さんに言いつけてやるぅ~!

と思ってはみたものの、、、

お人好しなトホホ議員さんに状況を説明してもその意味を解せず、瞳孔がみるみる開いていく図が想像されるのでした。(泣)


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