トップページへ

胆石だったのかも

No.139(2004.12.15)


ここ数年の私は食事法に関する書籍に対してあまり興味がないので、その種の本をほとんど読んでいませんでした。

最後に読んだその手の本は昨年出版された絵門ゆう子著「がんと一緒にゆっくりと」です。

食事法についての本ではないものの、マクロビオティックについて触れていたので読んでみましたが、私にとってはちょっと期待外れな内容でした。

そんな私がどうしても読んでみたい食事法についての本をみつけてしまいました。

もう何ヶ月前かも忘れてしまっているというかなり以前に、某新聞の日曜版の小さなコラムで紹介されていたのです。

すぐさまその記事を切り取りパソコンのキーボードの横に置いたのに、その後色々な別の切り抜きを重ねたために忘れ去っていました。

で、先日その切り抜きを発見し、即手に入れたその本とはこれです。

健康と食べ物 あっと驚く常識のウソ
ウード・ポルマー/ズザンネ・ヴァルムート著
畔上司訳:草思社:1,500円+税

何だかなぁ、という書名であることは私も認めます。(苦笑)

ですけど内容はといえばそれはもう、、、

っと実は今日読み始めたばかりなんです。

が、さっそく気になる記述がありましたので、下記に引用します。

脂肪分が少ない食事、あるいはカロリーを大幅に減らした食事を摂取した場合に最も頻繁に発症するのは胆石疝痛です。肥満患者のうち約10~25パーセントは、そうした食事を摂取したあと何ヵ月間か胆石で苦しんでいます。

ここを読んでもしやあの時の激痛は、と思い当たる体験を私はしたことがあるのです。

以前にこのコーナーの「マクロビオティックとの出会い」で、私が突然極端な自己流の食事法を実践した結果半年間で劇的に体重が減ったことを載せました。

その間摂取していた食事は、脂肪分が少ない食事だったかどうかは分かりませんが、カロリーを大幅に減らした食事であったことは確かです。

で、その半年間のいつ頃だったかは覚えていませんが、一度だけ激しい痛みを感じたことがあったのです。

それは当時の勤務先で同僚と立って会話をしている時に起こりました。

突然わき腹と背中に生まれてから一度も感じたことのない異常な痛みが走り、一瞬呼吸もできない状態になりました。

このまま痛みが続いたら倒れてしまうのではないかという恐怖感もありました。

ところが不思議なことに数秒間で何もなかったかのように痛みが消え去りました。

数日間はその痛みの原因が気になりましたが、後にも先にもそのたった1回しか激痛が発症しなかったためにいつのまにか忘れてしまっていました。

もしかしたらあの激しい痛みは胆石が動いたのかもしれません。

だとしたらあの程度で済んで幸運だったといえるでしょう。(汗)

この本をまだほんの数十ページしか読んでいませんが、ダイエット後のリバウンドでどうしてダイエット前より体重が増えてしまうのか、その理由が科学的に解説されていたりします。

デブ肥満体に悩んでいて、そろそろ本気でダイエットしてみようかなぁ、と考えている方に告ぐ。(って誰だ)

ダイエットを始める前にぜひともこの本をお読みになることを強くおすすめする次第であります。


前に戻る 目次へ戻る 次を読む