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食後酒向きご飯

No.129(2004.03.07)


今回も夕食と晩酌に関するお話です。

前回も述べたように私はアルコール中毒にならないように必ず夕食を食べ終えてから晩酌するようにしています。

飲み友達にもしばしばその話をしています。

が、酒好きな友人達はきまってご飯を食べてから飲む酒は美味しくないと言います。

自分自身の体験上、慣れれば食事をした後の酒も美味しいので、話の分からない人達だと逆に私も決めつけていました。

先日知り合いにいただいた美味しいお米を食した際に、私の方が間違っていたことが分かりました。

そのお米とは、合鴨農法によって栽培された無農薬米をコイン精米所で白米よりはつきが浅い標準米にしてあったもので、それはそれは美味しいご飯に炊けるものでした。

ある晩、胚芽米に近いそのご飯を夕食に食した際、あまりにうまいので二膳食べてから晩酌を始めました。

最初に飲むビールの味が、玄米や一分づき米を食べた時と比べると悪いので、おやっ、と思いました。

小さなビールグラスで数杯飲んで、早々に焼酎のお湯割り(私は25度の焼酎を5:5です)に切り替えました。

2杯目を飲んでいるうちに胃が満腹感を越えた状態になってきました。

全然酔えないうちにお腹がいっぱいになってしまったのでした。(泣)

胚芽米や白米だと胃の中で水分を吸ってふくれてしまうのが胃の苦しさの原因だと思われます。

これでは友人達が主張していたことももっともだと納得させられた一件でした。

夕食後に晩酌、とするにはご飯は玄米かごくごく少しついたお米を炊いたものでないと無理なようです。

長い間大量の酒を飲み続けられるようにご飯を玄米に替える、などという不健康志向(笑)な話はまったく説得力がありませんね。


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