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食べ過ぎ判別法

No.55(2001.07.08)


玄米菜食を実践し、かつマクロビオティックの精神を探求しながら、並行して他の健康法にも関心をもち続ける人は多いようです。

水分のとり方でマクロビオティックとは対照的な主張をする「西式健康法」に私は特別興味をもちました。

自然食関連の友人の多くも、程度の差こそあれ、この健康法には魅力を感じているようです。

一言でいえば断食を中心にすえた健康法です。(詳細は省きます)
最近は通信販売などでその電動補助機器が販売されている「金魚運動」の大元はこの「西式健康法」だと思います。

現代はその流れをくむ甲田光雄医師が各種断食、少食や生菜食を用いた健康法を指導しておられます。

私は最初に「西式健康法」の本を読んだ後、甲田氏の数多くの著作にも触れ影響を受けました。

そして、薄着が良いからと真冬もTシャツ1枚で過ごしたり、空腹感があっても朝食は絶対食べない、など試行錯誤をしてきました。

そんな体験のなかでとても分かりやすい食べ過ぎ判定法も試してみました。

やり方は簡単です。
まず夜眠る前に握りこぶしをギュッと握ってその感触を覚えておきます。
次に翌朝目が覚めたら再び同じように握ります。その時に前夜より指が太くなったように感じたら食べ過ぎています。

慢性的な食べ過ぎを続けていると身体の本能が曇って、お腹が空いていないのに食欲があるという「にせ腹」状態になることも実際に経験しました。

そんな体質になっていても、この判別法なら比較的正確に食べ過ぎ度を計ることができるでしょう。

食欲が無いのに無理をして食べることは、空腹状態で食事を抜くことよりはるかに身体に悪影響を与える。

私は、食べる量に関して自分なりに試行錯誤してきた経験からそのように考えるようになりました。


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