食べ物による身体の反応 (5)

そこではえさと飼育法にこだわって育てた鶏の肉を使った焼き鳥を売っていました。味付けは塩ではなく甘辛いタレでした。

地鶏の炭火焼が大好物な私は、たまにはいいかとその焼き鳥を時々食べるようになりました。

甘い味の魔力のせいか食べる頻度が徐々に高くなっていった1年後に妙な症状が表われました。

37度ちょっとの微熱が2週間ほど続き、その間に黄色いドロっとした鼻汁がずっと出ました。時には固まりかけているものもありました。

風邪に似ていますが他の症状はまったくありませんでした。

生まれて始めての経験なので食生活の変化をふりかえって考えたところ原因はその焼き鳥しか思い当たりませんでした。

症状がおさまった時、頭がすっきりとしていることが自覚できました。

それ以後はタレの焼き鳥を食べるのはやめてしまいました。

今でも年に2～3回は焼き鳥を食べる機会があります。
その際味付けは必ず塩にしています。