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SNS禁止令

No.213(2026.09.19)

老若男女を問わず四六時中スマホに気を取られている人たちだらけになっていることに深刻な危機感を抱いている私は少数派に属しているのでしょうか。
特に私が危惧しているのはデジタルネイティブと称される世代の若者子供たちに対してスマホがもたらす害毒です。

スマホの使用時間が長いことで視力や頸椎などに与える肉体的なダメージは当然非常に大きいと思っています。が、それ以上に重大なのはSNSが普及したために生じた人間関係の劇的な変化です。
心身ともに成長期にある世代に対しては空前の精神的影響を与えているに違いないと推測はしていました。

私の考えが生来の心配性により生じたものではなく、現実社会においてすでに表出していると詳細に教えてくれた本を読み終えました。

不安の世代
スマホ・SNSが子どもと若者の心を蝕む理由
ジョナサン・ハイト著、西川由紀子訳
草思社

学術書に近いつくりになっているものの、読みやすく内容がすんなりと頭に入り、かつ心に響く書籍です。

実際の調査結果に基づき、根拠を示しつつ危険な兆候を警告しています。さらに、問題解決に向けた具体的かつ実現可能な方策を提案しています。画期的な良書だと思います。

個人的には、SNSどころかスマホそのものを高校生になるまでは使用禁止にすべきだと主張します、希望をもてる未来を築くために。
表題は、EUで実際に子供たちに対してSNSの私用を禁じることを法制化することが検討されていることをニュースで知り、問題解決に向けた具体策を提示する善意の存在に救いを感じたからです。

AIの普及によって現状はさらに悪化していると感じています。
最後に毒を吐いて終わろうと思います。

「AIやめますか、それとも人間やめますか」


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