先日音楽製作プログラムのアップグレード版のダウンロードをしていたところ、予期せぬ出来事が起こりました。 知らないうちにWindows10が更新されていたのです、何の操作もしていないのに。 しかも、肝心な音楽ソフトの方が完了していないのに割り込んで処理されていました。 何じゃそれ。 どうやら以前にダウンロードされていた10GBのデータは無駄ではなかった模様です。 OS更新後の再起動に問題がなかったからいいものの、極めて不愉快な「ひとりよがり」更新であります。 私は通常ネットに長時間接続することはありません。 メールチェックと日常的にのぞくサイトを見終えると数十分でネットから切断します。 今回音楽ソフトをヴァージョンアップするために例外的に数時間ネットにつないでいました。 そのタイミングを狙い撃ちされてしまったのでしょうか。 幸いなことに、OS更新による大きな不具合は発生していません。 が、起動時に必ずネット接続してマイクロソフトのパスワードを入力しなければならなくなりました。 それをスルーする方法が分かりません。 あいも変わらず満足感ではなく徒労感を与えてくれるマイクロソフト社であります。 少々話はそれますが、WindowsマシンからMacに乗り換えようかと考え始めたことを以前書きました。 その後、グーグルのChromebookのことを知り、これも選択肢の一つだなと思っていた矢先の今回の顛末。 ネット接続を前提として新機軸を打ち出したのがChromebookであります。 なんとなく不信感がわいてきますね。 その昔、パソコンとネットとのデータ送受信を監視しながら、知らないうちにパソコンの中をのぞかれたり操作されたりしないように注意していたことを思い出しました。 データ通信速度が今よりもはるかに遅い時代のことです。 現在は盗聴されているかもしれないことをまったく意識せずに、スマートスピーカーとやらを活用するご時世です。 っと思わずぼやいてしまいます。 やっぱり時代遅れな男のようですな、私は。 ところでこのところ、中国のIT技術が高度化したことによって監視社会がやってくるぞ、と恐怖感をあおる報道が多いように感じます。 が、ちょこっと考えてみると、むしろアメリカ合衆国の国家機関やGAFAの方がはるかに恐ろしいです。 おぼえてますか、エシュロン。 グーグルアースやストリートビューを冷静かつ客観的に考察すれば、中国の顔認識技術のような分かりやすさを感じさせないフレンドリーなところが、かえって恐いと思います。 友好国だから大丈夫、ってか。 マイナンバーカードだとかデジタル庁だとか、今になってあわててもしょうがないような気がします。 いっそ既存のインターネットに接続しない別のネット網(仮称オルトネット命名私、笑)を整備したらいかがか。 半分冗談、半分本気です。 まっ、それもハッキングされたらおしまいですけど。 ふぅぅぅっ、久々の大風呂敷でした。 |
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