携帯電話すら使わなかった私ですが、ある事情によりスマートフォン(以下スマホ)を使わざるを得なくなりました。 というよりスマホを所持しなければならなくなりました、という方が正確です。 緊急事態発生に際して連絡するために必要とのこと。 使いたくないものを嫌々使わされるわけですから、なるべく費用をかけない選択をしました。 モバイルルーター用SIMカードを調達していたところから、スマホと追加SIMカードを購入しました。 当然ながらコスト削減のために、iフォンではなくアンドロイドということになります。 メーカーとしてHUAWEIは避けたいことから、初代Nexus7でなじみのあるASUS製品にし、できるだけ安価なモデルを選びました。 SIMカードのスマホ本体へのセットは簡単でしたし、設定もモバイルルーターと比べると極めて簡単で拍子抜けしました。 ランニングコストが高いと思われる大手3社のスマホを使い続けている人たちには何か特別な事情があるのかどうか、私には分かりません。 なんせ私自身が生まれて初めてスマホを使っているわけですから。 使い始めてすぐに気がついたのがアンドロイドOSの不具合です。 Playストアが時として正常に起動しないというのは大きな問題だと思います。 もっとも私はその不具合をすでにアンドロイドタブレットで経験済みだったので、解決法も分かっていましたが。 このことから、電気製品に欠陥はない、というのが常識化している日本人がiフォンを好んで使っている理由が分かった気がします。 日本人の感覚からしたら、アンドロイドOSは不良品なのですね。 それはそれとして、私にはスマホの使い道がありません。 実際に所持するようになっても便利だと感じたことは今のところありません。 あおり運転をされたり交通事故に遭遇した際に110番できる、という安心感は認めてあげますけど。 大都会で暮らしているのであれば、それなりに便利なツールであろうことは想像できます。 が、車社会の田舎ではそれほど活躍の場はないと考えます。 ゲームはまったくしないし、ネット動画もほとんど見ない、という私の特殊性がスマホの利用価値を減らしめているのでしょうか。 そうそう、電話の機能は使えてよかったと感じたことが月に1回くらいはありますね、当たり前か。 電話で通話しなければ、スマホを使い始めたことによる一月のランニングコストの増額は千円以下です。 それくらいなら信条に反する便利ものを使ってもかまわないでしょう。 と、なぜか自分自身に妙な言い訳をしてしまう私です。 |
前に戻る | 一覧へ戻る | 次を読む |