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ほとんど嫌がらせ

No.70(2003.10.30)

私は多少の不満はあるもののNorton Internet Security 2003Norton SystemWorks 2003を使い続けています。

それらのソフト自体やウィルス情報などの無料更新サービスの期限がいよいよ来月末に迫っていることを、メールによる通知によって知ってはいました。

で、数日前からそのために面倒な手間がかかるようになってしまっています。

このような事態は予想していませんでした。というかすっかり忘れてしまっていました。

このコーナーNo.40「復元機能で水の泡」に載せたようにNorton AntiVirus 2001試用版を使っていた時に一度同じ体験をしていたからです。

まずパソコンを起動した時点で両ソフトの更新サービス情報なる画面が表示され、すぐに更新期間延長(有料)の手続きをするように促されます。

それだけでもうっとうしいのにネットにつないで手動で更新しようとした際に、更新情報を確認する前段階として更新サービスの状況を確認しやがるしようとするので余計な時間がかかってしまうことになります。

しかも私のネット環境がいまだにモデム接続で低速なためか毎回「更新サービスの確認に失敗しました」画面になり、再試行するとまたまた更新サービスの延長をするかどうかの選択画面になるという執拗さ。

そこでスキップを選択してやっと更新を完了するという不愉快な状態がここ数日続いています。

OSのWindowsMEそのもののアフターサービスが打ち切り間近であることを考えると更新サービスの延長が有意義かどうか微妙なところです。

またウィルスに感染しているメールは事前にプロバイダで削除してくれているという比較的安全なネット環境にあるという事情もあり、益々迷ってしまいます。

そんな心情の私にはこの毎回の、早く更新しろ攻撃、は嫌がらせとしか感じられません。

このスピード時代(死語?)に一か月前からではあまりにも長(早)過ぎると思います。

せいぜい2週間前からで十分でしょう。メールで知らせてもらっているわけですから。

もしも来月になって新種ウィルスで深刻な被害が発生したらそれは自作自演だろう、と今から先回りして勝手に疑っている私です。


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