完全復旧とは言い難いもののとりあえず日常の使用には耐え得る状況になった現段階でも、今回の不具合の原因を確定することは不可能だと思われます。
私なりに考えてみて最も疑わしいのはシマンテック社のセキュリティー関係のプログラムです。 以前このコーナーに載せたように、昨年末にセキュリティー対策として同社のNorton SystemWorks 2003とInternet Security 2003を私のパソコンにインストールしました。 その約1週間後に不具合が発生していることが疑念の一番大きな理由です。 仮に当時どちらかのプログラムに問題があったとしても、その後頻繁にオンライン・アップデートが実行された今となっては証拠は隠滅されているでしょう。 2つ目の理由は、OSであるWindowsMEを再インストールした後、この2つのプログラムがコントロールパネルのアプリケーションの追加と削除ではアンインストールできなくなっていることが判明したからです。 さらに、この2つのプログラムは起動時に常駐するのが一般的な設定になっていて、今現在でも時々その段階で起動エラーになってしまうのです。この深刻な状況が私の疑惑をさらに強めました。 おまけに駄目押し情報がネット上のパソコン大魔神さんのコーナーにありました。 ウィルス対策ソフトは使い方を一歩間違えるとそれ自体がウィルスになってしまう、というものです。 私の場合このケースに当てはまっているのかどうか、そうではないことを願っています。 今回の不具合を解決する際にDell社のサポートと電話でやり取りした際に依頼しておいた、OS再インストール後の各種ドライバのインストール手順を記したマニュアルは既に手元にあります。 恐らくデータをバックアップしてWindowsMEを再インストールし直すのが最善の選択肢なのでしょう。 失ったら取り返しがつかない、というほどの重要なデータがないことも私の腰を重くしている原因の1つかもしれません。 |
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