フリーダイヤルでDELL社のテクニカルサポートに電話し、メッセージに従って進みパソコン本体を識別するためのエクスプレス・サービス・コードを入力し終えると、事前の予想通り回線が非常に混み合って順番待ちになりました。
電話をかけ直すと順番が最後になってしまうので、必ずつなぐのでこのまま待つように促されました。 時々BGMが止まって待ち時間を伝えてはくれるものの、何もしないでただつながるのを待っているのでは時間がもったいないと気付いたので、電話機をハンズフリー状態にして新聞を読みながら待ちました。 5分強ほど待った後にやっとつながり、担当者は女性でN嬢という感じの良い方でした。 最初にパソコンが起動不能になるまでの経緯をこちらが説明し、ハードディスクがクラッシュしたのではないかという素人判断による憶測も付け加えました。 順を追って確認しましょうということになり、BIOSの画面を表示させるよう指示されました。 前日に無手勝流で色々と試した際には再起動時に[F2]キーを押し続けてその画面を表示させていました。 が、正しいやり方は再起動時にDELLロゴの画面が表示されたら[Delete]キーをすぐに押す方法だと教わりました。(後日ソリューションガイドというマニュアルにその方法が載っていることも確認しました。) N嬢からBIOSの画面でハードディスクが正しく認識されていることからみてクラッシュしている可能性は少ないのではないかと言われちょっとホッとしました。 指示にそってBootメニューで起動機器の優先順位設定などを変更しながら再起動を繰り返すもまったく上手くいかず、常に前回載せたエラーメッセージの画面が表示されるままでした。 次にハードディスク自体が正常かどうかを診断してみることになりました。 その方法は再起動時にDELLロゴの画面が表示されたら[Ctrl]、[Alt]、[D]3つのキーを同時に連続して何回も押すのです。 診断モードに入って待つこと1分少々、結果はPassと表示されハードディスクは壊れていないことがほぼ確定しました。 今度はCD-ROMで起動できるかどうかを試してみることになりました。 BIOSでハードディスクを認識しない設定にした後に起動機器をCD-ROMに指定して[Esc]キーを連続して押して再起動までもっていったところ、またまた同じエラー表示になってしまいました。 ここでN嬢は「少々お待ちください」と言って無音状態になりました。 どうやら誰かに相談したらしく数分後には別の指示がありました。 それは同じ操作をもう一度行ない、最後に[Esc]キーで再起動をかけるのではなく"Save and Exit"というコマンドの[F10]キーを押すことによって再起動させてみて欲しいというものでした。 さっそくこの方法で試してみたところ無事にCD-ROMで起動できました。 するとN嬢は、次は本体内部の配線を変更してみて欲しいと言いました。 1年以上本体を開いたことがない無精者の私は、えぇっ!そこまでやるの、と一瞬引っ込み思案モードに入りそうになりました。 |
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