半年ほど前でしたか、私のアドレス帳には載っていない見知らぬお二方から突然同じ内容のメールがきました。
何でも私のメールアドレスが発信元になっているウィルス添付メールが届いたというのです。 幸いなことにお二人ともウィルス対策を施していたので実害はなかったようでした。 当時は私自身もウィルスチェックソフトのウィルス定義を週に2回以上は更新していましたので、まさに寝耳に水の出来事でした。 ウィルスメールを受信することはしばしばあったものの発信した(らしい)のは初めてでした。 マシンには何の異常な様子もありませんでしたが、さっそくウィルス定義を更新してシステムのウィルススキャンを試みました。 予想通りウィルスには感染していません。 マイクロソフト社のメーラーを使っていない上にマシン自体がウィルスに感染していない状態でウィルスメールを発信することは想像し難いことでした。 心配なので無料で使えるそのウィルス(名前失念)専用の発見駆除ツールでも確かめましたが、やはり感染はしていないという結果がでました。 仕方がないので原因の究明はあきらめました。 後日パソコン大魔神さんのコーナーで関連情報を発見しました。 ホームページの画面上に表示されているメールアドレスを発信元としてウィルスメールを発信させるプログラムをインターネット上に巡回させている阿呆がいるというのです。 当時の私のホームページはメールアドレスを画面上に表示する作りにしていましたのでこの条件に当てはまります。 大魔神さんは解決法も載せておいてくれました。 メールアドレスはタグの中だけにとどめて画面には表示させなければよいという簡単なことでしたので、即座に実行しました。 その後も私のマシンには何も問題が起きないのでこの種の被害にあったと推察されます。 その際に私の知らない方でウィルス対策が不完全だった方々に被害を与えていた可能性もあるわけで後味の悪い事例でした。 それにしてもその阿呆さん、そんなはた迷惑なことをするよりももっと建設的なことに能力を使えないものでしょうか。 |
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