市場ではジャンク扱いになりかかっているくらい古い機種であるPower Macintosh 7600/132が我家では現役の音楽製作専用機です。
MIDIデータの作成および各種シンセサイザーの音色作りと音色群の管理に用いています。 そのMacのデスクトップがある日突然理由もなしに文字化けを起こしたことがありました。 非常に安定した状態のマシンでかつて問題が起きたことがほとんどなかったために心当たりはなく、仕方ないので先ずはユーザーズマニュアルに問題解決の糸口を求めました。 「デスクトップの作りなおし」という項目を見て、そういえば以前使っていたMacintosh LCIIで同様の症状がこの作業で復旧したことを思い出しました。 安定した状態で使っているとこんな簡単なことも忘れていかんなぁ、などと思いながら実行してみたところ予想に反して改善しませんでした。(苦笑) 試しにCD-ROMで起動してみたところ正常に表示されました。 が、再度ハードディスクで試みると文字化けのままでした。 こうなれば仕様が無い、最後の頼みの綱である友人で版画家である中澤愼一氏(リンク集「いもづる式」に掲載)に電話をすることにしました。 症状と今までに試行してみたことを告げました。 氏の説明にあった文字化けの原因と思われる機能拡張フォルダの中の3つのファイル名は解決法以外に関心のない私の頭を素通りしていきました。 システムフォルダをインストールし直せば確実なんだけど、という氏の言葉を聞き逃さなかった私でしたが、当時使っていたウィンドウズ・マシンのリカバリーの面倒臭さを連想したためにできれば避けたい方法だと思いました。 しかしよくよく話を聞いてみると、データをバックアップしてハードディスクの初期化をする必要はなくただ単に新規にシステムフォルダをインストールするだけという非常に簡単な作業であることが分かりました。 で、さっそく実行し即解決。 偉いぞMac、そして中澤氏に感謝、な一件でした。 |
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