1992年にまだ英語版のOSしかなかったMacを使い始めた私は再三再四爆弾マークに悩まされました。
少しでも状態を改善したいと望んでいた私は当時のパソコン関係の雑誌に、不要なファイルを削除することによって安定性が増す、という記述をみつけました。 さっそく手当たり次第に必要ないファイルを削除してみたところ確かに爆弾の登場回数は激減しました。 ウィンドウズ・マシンを導入するにあたり、地元の床屋さんで偶然知り合ったパソコン家庭教師をしている方に一度だけ教えを請いました。 その際にその方が、動作ごとにいちいち音が鳴らないようにしてそのサウンド・ファイルも削除するようなことまでしてやっとシステムが安定してきた、とぼやいていました。 その一言で、ウィンドウズもMacと同じ穴のムジナだな、と即座に確信した私でした。 ですからプレインストール・マシンであるのに、ワード、エクセルを一度も立ち上げることなく最初に行ったのが、メーカー添付CD-ROMによるリカバリーでした。 幸いワード、エクセルともにリカバリーとは別のCD-ROMになっていました。 それでも、欲しくもないし使う気もない無用なアプリケーションがOSと一緒にインストールされてしまうために、リカバリー終了時には1GBのハードディスクの空き領域は半分以下の476MBになってしまうのでした。 |
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