冷凍食品全般もだが特に調理済み冷凍食品というものを、私は嫌いだ。
ただし、我家の冷凍庫内においても、ニチレイの「塩あじえだ豆」と「コーンカーネル」だけは例外としてその存在を許されてはいるが。 であるから、私の冷凍食品に対する評価には基本的に相当のバイアスがかかっていたものと思われる。 そんな私が前回の帰京時に、調理済みパスタの冷凍食品に虚を衝かれてしまった。 マ・マーの「なす入りミートソース」である。 私同様調理済み冷凍食品とは無縁の老母が、友人から教えてもらった商品だそうで、昼食として電子レンジでチンして出してくれたのだ。 「冷凍食品~んっ!?」(語尾上げ調で) と疑問を呈した私に。 「けっこう食べれるよっ!」 と快活に答える母。 半信半疑で口に入れてみると、、、 こっ、これは。(毎度お馴染み巨人の星風に) 田舎のパスタ屋の上をいっている!(汗) と、けっこう食べれるじゃん、と息子の私も思ってしまったわけだ。 ほんでもって帰宅後に連れ合いにお試ししてもらったところ、やっぱし、まあまあ食べれる方じゃない、ってなことになったのだった。 それからというもの、好奇心旺盛な我々二人は同社の他のパスタも数種類お試しすることとなった。 かつて、日本経済新聞の特集記事を読んで一時的にレトルトのパスタソースにハマり、じきに飽きてしまった経験はしていたのだが。 さらに同時期に、連れ合いは知人からマルハニチロ食品の「横浜あんかけラーメン」なるものまで教わってくる展開に発展す。 同ラーメンは電子レンジと鍋調理を併用するという冷凍食品音痴な私には斬新と思える作り方であった。 そしてその数週間後、、、 素材を加えたり、最後に味を整えたりと一工夫をしたところで、結局飽きちゃうんだよね、こういうのって。 フレッシュさ、というか出来立て感が出せないのが致命的な欠点か。 私達の冷凍食品に対する偏見があまりに強かったために、逆に初体験時に実際以上に美味しく感じてしまったようだ。 もっとも私達のように冷凍食品を嫌悪している方にとって、一度は試してみるのも一興かと。 なお、この記事はステマではありませんので、そこんとこヨロシク。 |
前に戻る | 目次へ戻る | 次を読む |